東京都荒川区東尾久に位置する「滝乃家 本店」は、都電日暮里・舎人ライナーの赤土小学校前駅西口から徒歩約4分から5分、JR田端駅からは徒歩約7分から10分ほどの場所にあります。明治通りから少し入った住宅街に佇むこの店は、荒川区や田端周辺で古くから親しまれてきた滝乃家という屋号の総本家とされており、尾久の歴史ある老舗として知られています。老舗でありながら建物は新しく、新装開店した店舗で営業しています。
提供しているのは、そばやうどんを中心とした和食です。北海道旭川江丹別産の蕎麦粉を使用した二八蕎麦が特徴で、風味は控えめながらもしっかりとしたコシと喉越しの良さが楽しめると評されています。メニューは非常に豊富で、そばやうどんはもちろん、きしめん、ゆば、季節もの、御飯もの、様々な組み合わせのセットメニュー、そしてお得な本日のランチメニューなどが揃います。特に目を引くメニューとしては、ボリューム満点の穴子天丼セットや、和牛、黒豚、イベリコ豚から選べるごまラーつけめんがあります。また、そば粉を使ったガレットも提供しており、鴨生ハムとチーズ、肉みそとチーズ、そばジェラートとコーンフレークのキャラメルソースといった種類があります。締めの一品にはそば店らしいそばの実雑炊や天茶漬けも用意されています。過去にはかき揚げ天せいろや海老天梅おろしそば、ねばとろそば、揚げなすおろしそばなどもメニューに並んでいたようです。ランチの平均予算はおおよそ1000円台から2000円未満、ディナーは1000円台から2000円程度で利用できるようです。
店内にはテーブル席と小上がりの席があり、席数は比較的多く備えられています。30席ほどの規模があります。全面喫煙可としている情報もありますが、近年訪れた方の口コミでは電子たばこ限定で喫煙できる部屋があり、完全分煙がされているという情報も見られます。時代の変化に対応し、夜の営業にも力を入れており、酒類や酒肴の種類を増やし、酒類と酒肴、人数分の酒肴をセットにした夜のセットメニューも好評を得ているようです。さらに、ランチタイムに単品メニューを注文した場合には、黒蜜のかかった蕎麦ゼリーがサービスで付くという嬉しい点もあります。各種宴会にも対応しており、鍋やそばしゃぶなどのコースも相談できるようです。