兵庫県神戸市東灘区御影中町に位置する「峡洛」は、隠れ家のような雰囲気を持つそば処です。阪神御影駅からは徒歩およそ3分から5分、JR住吉駅や阪急御影駅からも徒歩圏内にあり、細い路地を進んだ先に佇む古民家を改装した一軒家レストランとして、静かで落ち着いた時間を過ごせます。レトロな郵便受けや木製の看板が目印となり、知る人ぞ知る隠れ家のような存在感を放っています。
店内は和風の趣ある空間が広がり、全席が座敷で、靴を脱いでゆったりとくつろげるのが特徴です。庭園を眺めながら食事を楽しめる席や、冬場には床暖房が完備されたテーブル席も用意されており、様々なシチュエーションに対応しています。席数は合計24席で、座敷席の他にテーブル席も設けられています。個室はありませんが、半個室として利用できる座敷席があり、4名以上のグループに適しています。
峡洛では、各地から厳選して取り寄せたこだわりの蕎麦を提供しています。色の濃い蕎麦は温かく、白い蕎麦は冷たい蕎麦として提供されることが多く、それぞれの蕎麦の色や食感の違いを楽しめます。メニューには、にしんの甘露煮がたっぷり乗った「にしんそば」や、辛味大根のつゆでいただく白い細麺の「しらゆき」、合鴨ロースと特製つゆで味わう「鴨つけめん」、蒸し野菜の「サラダそば」、「とりそぼろそば」、「とろろそば」、「もりそば」など、多彩な蕎麦料理が並びます。価格帯は昼夜ともに1,000円台から2,000円台が中心で、「峡洛せいろ」が880円(税込)、「鴨つけめん」が1,460円(税込)、「しらゆき」が980円(税込)など、手頃な価格で本格的な蕎麦を堪能できます。定食メニューの「峡洛ご膳」はミニサイズが1,460円(税込)、竹サイズが2,050円(税込)で提供されています。蕎麦以外にも、おとうふ屋さんの湯豆腐、里窯の日替り釜飯(半合)、天ぷらの盛合せ、鶏だんごの長ねぎ添えといった一品料理も充実しており、日本酒や焼酎、カクテルなどのドリンクメニューも揃っています。
落ち着いた空間は、一人で静かに食事を楽しみたい時や、家族や友人とゆったり過ごしたい時、また接待や会食といった場面にも利用されています。子供連れでの利用も可能で、座敷席のためベビーカーは玄関先に置いて入店できます。テイクアウトにも対応しており、自宅で峡洛の味を楽しむこともできます。支払い方法も幅広く、主要なクレジットカードやPayPay、d払い、au PAYといったQRコード決済、交通系電子マネーなどの電子マネーも利用可能です。無料Wi-Fiや電源が利用できる設備も整っています。
営業時間はおおむね11時から21時までで、蕎麦がなくなり次第終了となる場合があります。定休日は火曜日です。正月三が日は休業となります。詳細な営業時間や定休日、および最新の情報については、事前に店舗に確認することをお勧めします。