愛知県一宮市明地庵寺前にある「いち川」は、手打ちうどんを主軸とした和食を提供するお店です。名鉄尾西線萩原駅から徒歩約10分から19分ほどの場所に位置し、車でのアクセスも便利で、店舗前には7台分の駐車スペースと、東側に砂利の駐車場も利用可能です。うどん専門店として知られていますが、そばやつけ麺、丼ものなども提供しており、幅広い客層に支持されています。
店内は、老舗のうどん店らしい落ち着いた空間が広がっており、テーブル席が17席、カウンター席が3席、そして4人掛けの小上がり座敷が3席あります。総席数は25席から34席と情報源によって異なりますが、比較的アットホームな雰囲気で、一人でも気軽に立ち寄れるほか、家族連れや友人との食事にも適しています。個室やソファ席、掘りごたつ、テラス席の設置はないとされており、貸切も不可となっています。全席禁煙です。
「いち川」の大きな特徴は、店主こだわりの打ちたて、茹でたての自家製麺です。コシが強く、喉越しの良い麺は、稲庭うどんと讃岐うどんの中間のようなもちっとした食感が楽しめます。特に人気の看板メニューは「みそ煮込みうどん」で、さっぱりしながらも出汁とコクのバランスが絶妙と評判です。土日の単品価格は800円、平日のみそ煮込セット（ごはん付き）は780円、土日セットは830円で提供されています。セットにはお刺身や野菜の天ぷら、ご飯が付くものもあり、税込1200円前後で満腹になれるボリューム感が魅力です。味噌煮込みうどんの麺はコシが強いと評され、干ししいたけの出汁がよく効いているという感想も見られます。
うどんメニュー以外にも、「ざるうどん」（580円）や、こだわりの生醤油を使用した「生正油うどん」（630円）など、麺本来の美味しさを堪能できる一品が揃います。また、中華そばも密かに人気があり、魚介ベースの昔ながらのスープが多くのリピーターを惹きつけています。サイドメニューとしては、新鮮なじゃこがたっぷりのった「じゃこめし」（280円）や、ジューシーでビールとの相性も良い「手羽先唐あげ」（380円）、柔らかくて美味しい「とり天」（3個290円）などがあります。「ミニ天丼」（480円）や「ミニかきあげ丼」（300円）も提供されており、様々な組み合わせで食事を楽しむことができます。
ランチの平均予算は約800円、ディナーは約1000円とリーズナブルに利用できます。日替わりランチも提供されており、訪れるたびに異なるメニューが楽しめます。ディナータイムには、海鮮の一品料理や野菜の天ぷらなど、お酒と共に楽しめるメニューも充実しており、ちょい飲みにもおすすめです。焼酎や日本酒も豊富に取り揃えられています。
営業時間は月、火、木～日曜、祝日、祝前日の11:00～14:30（ラストオーダー14:15）と17:30～21:00（または19:30～21:30と記載もあり、なくなり次第終了の場合もあるため、早まる可能性もあります）。定休日は毎週水曜日と第3木曜日です。クレジットカードや電子マネー、QRコード決済は利用できないため、現金での支払いが基本となります。
感染症対策として、入店時の体調不良者への自粛呼びかけや検温、店内への消毒液設置が行われています。従業員は勤務時の検温、マスク着用、頻繁な手洗いを実施し、店舗では換気設備の設置と換気、多数の人が触れる箇所の消毒、備品・卓上設置物の消毒が徹底されています。お子様連れでも歓迎されており、家族で安心して食事ができる環境が整っています。
