東急池上線 大崎広小路駅から徒歩約2分、JR山手線 五反田駅からも徒歩約5分の場所に位置する「うどん酒場 乃努輿」。うどんの概念を覆す「噛めば噛むほどに美味しい」うどんを提供することをコンセプトとしています。一般的なうどんの「喉越し」とは異なる、独特の食感と味わいが特徴です。
うどん作りにおいては、独自にブレンドした小麦粉を使用し、自家製麺にこだわっています。埼玉の武蔵野うどんと香川の讃岐うどん、それぞれの良さを組み合わせた「ブレンドうどん」として提供されており、その太く力強い見た目とは裏腹に、もちもちとした程よいコシが感じられます。麺を口にした際に広がる小麦の豊かな香りと、それに絡む出汁の旨味の調和を大切にしています。食べ終えた後も記憶に残るような、印象深いうどんを目指していると言えるでしょう。
メニューは、看板のうどんを中心に、居酒屋としても楽しめる幅広いラインナップを取り揃えています。うどんメニューには、定番のつけ汁うどんやかけうどんに加え、肉汁うどんや豚かけうどん、カレーうどんなどがあります。価格帯はつけ汁うどんが600円、肉汁うどんが800円など比較的リーズナブルな価格設定です。うどんの麺量は小盛（300g）、中盛（400g）、大盛（500g）から選ぶことができ、その日の気分やお腹の空き具合に合わせて調整できるのも嬉しい点です。
また、うどん以外にも注目すべきメニューとして、「#カツ丼は人を幸せにする」とのコラボレーションによる「とじないカツ丼」があります。こちらは1200円で提供されており、うどんに劣らずおすすめの一品とされています。カリッと揚げられたカツに、出汁の効いたふわふわの卵と甘めのタレが組み合わさった逸品です。その他、半熟卵天やおにぎり、さらにはフライドポテト（わさびマヨ）といった居酒屋らしいおつまみメニューも用意されており、昼はうどん店として、夜はうどんも楽しめる酒場として様々なシーンで利用できます。アルコールメニューも充実しており、例えばホッピーセットは300円と手頃な価格で提供されています。
店内はグレーと黒を基調とした落ち着いた内装で、カウンター席が設けられています。1階にはカウンター席があり、注文は食券機で行うシステムです。また、お座敷席もあるようで、様々な人数やシーンに対応できる可能性があります。席数は合計で26席程度とされています。
全体として、「うどん酒場 乃努輿」は、独自のブレンド麺で提供される個性的なうどんを核に、充実した居酒屋メニューや「とじないカツ丼」など、多様な食の楽しみ方ができる点が魅力と言えるでしょう。大崎広小路駅や五反田駅からのアクセスも良好で、気軽に立ち寄れる「うどん酒場」として、多くの人に利用されています。電子マネーやPayPayでの支払いにも対応しています。
