東京都新宿区西新宿に位置する「讃岐うどん大使 東京麺通団 新宿」は、本場讃岐うどんの魅力を東京で味わえる人気店です。JR新宿駅からは徒歩約5分、西武新宿駅からは徒歩約4分、新宿西口駅からは徒歩約2分と、各方面からのアクセスが良好な立地にあります。多くの飲食店が軒を連ねるエリアにあって、その存在感を放っています。
この店の大きな特徴は、「製麺所型」のセルフスタイルを採用している点にあります。入口近くにはうどんを茹で上げる大きな釜と製麺機が設置されており、活気ある様子を目にすることができます。毎日店内で職人によって手打ちされるうどんは、香川県産小麦にこだわり、瀬戸内海伊吹島産のいりこを使った風味豊かな出汁で提供されます。本場の味を追求するため、香川県出身の職人が在籍し、香川から直送される素材も使用するなど、随所にこだわりが見られます。店内は香川のうどん店をイメージしたという広々とした空間で、一人でも気軽に、また団体でも利用しやすいように長テーブルや小さなテーブルが配置されています。総席数は50席ほどあります。
メニューは、シンプルながらも奥深い味わいの「あつかけうどん」や、冷たい麺にだし醤油をかけていただく「ぶっかけうどん」といった定番から、「かまたま」、「ねばたま」(納豆)、「めんたま」(明太子バター)、「チーたま」(チーズ)、「ガリたま」(ガーリック)といった個性的な釜揚げ系メニューまで多岐にわたります。また、甘辛く煮込まれた肉がのった「肉うどん」や、出汁の効いた「牛スジカレー」なども人気があります。これらのうどんは小サイズから用意されており、1玉増すごとに料金が加算され、最大4玉まで増量可能です。
うどんのお供に欠かせない天ぷらは種類豊富で、ちくわやいりこといった香川ならではのものから、高野豆腐、かしわ天、かき揚げなど定番のものまで様々です。おでんや、夜には刺身や一品料理、寿司なども提供されており、うどん居酒屋としても楽しめます。ドリンクメニューもビールはもちろんのこと、獺祭、而今、悦凱陣などの日本酒、地酒、ワイン、焼酎と充実しており、酒屋も驚くほどの品揃えとも言われています。コース料理や飲み放題のオプションもあり、各種宴会にも対応可能です。
料金はリーズナブルな価格設定で、昼は1000円以下、夜も1000円台を中心に楽しめると評判です。また、月曜日には天ぷらが全品割引になる「あげあげマンデー」といったお得なサービスも実施しています。注文はセルフ式で、うどんを受け取った後に自分で好みの出汁をかけたり、天ぷらやおでん、薬味を選んだりして会計に進みます。店内ではWi-Fiが利用可能で、電源席も一部にあります。支払い方法もクレジットカードや電子マネー、QRコード決済に対応しており便利です。テイクアウトも可能で、ほぼ全てのメニューをお持ち帰りできるため、自宅やオフィスでも本場の味を楽しむことができます。個室はありませんが、広々とした空間と多様な座席配置により、様々なシーンに合わせて利用できます。
香川のタウン誌の企画から生まれた「麺通団」がプロデュースに関わっており、映画『UDON』を連想する人も多いようです。東京にいながらにして、打ちたて、茹でたての本場讃岐うどんを気軽に、そして手軽に味わえる場所として、多くの人に支持されています。