沖縄県名護市大北に位置する「季節料理 湯川」は、沖縄の豊かな自然が育んだ旬の食材を惜しみなく使用し、四季折々の日本料理を堪能できる割烹です。沖縄自動車道許田インターチェンジから車で約20分から30分ほどのアクセスで、店舗専用の駐車場も15台分完備しているため、車での来店が便利です。名護市の市街地を抜けた、緑豊かなやんばるの高台にひっそりと佇み、大中公園の近くにある黄色い建物が目印です。バスを利用する方には、中区バス停から徒歩約6分、名護博物館からは徒歩1分と、公共交通機関でのアクセスも可能です。
店内は、和の趣が感じられる落ち着いた空間が広がっており、ジャズが心地よいBGMとして流れています。ゆったりと食事が楽しめるカウンター席をはじめ、テーブルの個室、掘りごたつ式の座敷席など、様々なタイプの席が用意されており、シーンに合わせて選べます。特に個室は、接待や顔合わせ、記念日といった大切な場面での利用に適しており、周りを気にせず食事や会話を楽しむことができます。掘りごたつ式の半個室は4名から18名まで、テーブルの個室は6名から8名、テーブルの半個室は2名から4名での利用が可能で、幅広い人数に対応しています。店内は全席禁煙となっており、快適な環境で食事ができます。
「季節料理 湯川」の料理は、関西で35年にわたり研鑽を積んだ経験豊富な料理人が腕を振るいます。やんばる地域を中心とした沖縄県産の新鮮な食材、特に地元農家から直接仕入れた市場には出回らないような希少な季節の野菜などを積極的に取り入れ、「新沖縄料理」という独自のジャンルを確立しています。沖縄の食材を使用しながらも、日本料理の伝統的な技法と創造性を融合させた品々は、訪れる人々に新たな食の発見を提供します。
メニューは、季節ごとに内容が変わる会席料理が中心で、事前予約制の5,000円コースと7,000円コースが用意されています。会席料理には、先付、お造り、焚き合わせ、焼物、油物、酢の物、ご飯、デザートが含まれ、旬の食材を活かした一品一品が丁寧に提供されます。ランチタイムは11時30分から14時まで営業しており、平均予算は1,000円から1,999円程度で楽しめます。ランチメニューには、うな重セットや和牛ステーキ定食、松花堂弁当などがあり、特に「ゆかわ弁当」は予約必須の数量限定メニューで、二段重に造りや煮物、焼物、小鉢が美しく盛り付けられ、ごはんセットとデザートが付く豪華な内容です。お子様向けの弁当も880円で用意されており、家族での利用にも配慮されています。ディナータイムは17時から22時までで、平均予算は3,000円から5,000円程度と、本格的な日本料理を手頃な価格から堪能できます。
アラカルトメニューも充実しており、毎朝市場で仕入れる新鮮な地魚を使った「造り盛り合わせ」は1人前1,500円から楽しめます。他にも、やんばるの野菜や珍しいゴーヤーのつる、ローゼルのがくなども用いた「天ぷら盛り合わせ」や、脱皮伊勢海老とやんばる野菜をバターソテーにした「幻のやわら伊勢エビソテー」、和歌山県太地から取り寄せた希少な「極上オノミ(クジラ)」といった、ここでしか味わえないような特別な品々が揃います。さらに、ふわふわの「出し巻玉子」や、松阪牛をやんばる野菜でワサビあんかけにした「ステーキ肉わさびあん掛け」、口の中でとろける「にぎり盛り合せ」など、多彩な日本料理が提供されています。
「季節料理 湯川」は、地元やんばる料理研究会の会長も務める店主が日々料理の研究を重ねており、その探求心が独創的なメニューを生み出しています。和食に合う日本酒や焼酎、ワインも豊富に取り揃えられており、料理との相性についてのアドバイスも提供しています。また、数量限定で予約制の本格的な手作りおせち料理も毎年提供しており、年末には多くの方に利用されています。利用可能なクレジットカードはVISA、Mastercard、JCB、AMEX、Dinersなど主要なものが揃っており、会計もスムーズに行えます。旅の疲れを癒しながら、沖縄の旬の味覚を上質な空間で心ゆくまで味わえる、名護市において貴重な本格日本料理店です。