宮古島市平良狩俣に位置する「宮古きび茶屋」は、さとうきび畑に囲まれた自然豊かな環境で、宮古島ならではの特別なカフェ体験ができるお店です。宮古空港からは車で約28分、下地島空港からは約41分と、観光の途中に立ち寄りやすい場所にあります。バス停「狩俣/八千代バス」からは徒歩約20分です。お店へ続く道はさとうきび畑の中の細い道を進むため、初めての訪問では少し分かりにくいと感じる人もいるかもしれませんが、それもまた隠れ家的な雰囲気を楽しむ要素の一つです。無料駐車場も完備されており、車でのアクセスが便利です。
このお店の最大の特徴は、自家栽培の朝採れさとうきびを使ったメニューと、そのさとうきびを自分で絞る体験ができることです。注文すると一本のさとうきびが手渡され、専用の機械を使って自分の手でジュースを絞ることができます。最初は力が必要ですが、お子さんでも楽しめるユニークな体験として人気を集めています。絞りたてのさとうきびジュースは、自然な甘みとさっぱりとした味わいが特徴で、時間が経つと色が変化するため、新鮮なうちに飲むのがおすすめです。ストローもさとうきびの皮から作られており、環境への配慮も感じられます。
メニューはさとうきびジュースだけでなく、さとうきびと様々なフルーツを組み合わせたミックスジュース、黒糖わらびもち、きび糖塩みるくのアイスクリーム、黒糖ぜんざい、かき氷など、さとうきびや黒糖を活かした和スイーツが豊富に揃っています。中でも、黒糖わらびもちや飲むわらびもちは絶品と評判です。料金はさとうきび生搾りジュースが750円、黒糖わらびもちとアイスが750円、黒糖ぜんざいが700円など、手頃な価格で宮古島の恵みを味わうことができます。
店内は落ち着いた空間で、テーブル席が設けられています。広めの畳のベンチ席もあり、小さなお子さん連れでも利用しやすい配慮がされています。個室の用意はありませんが、オープンテラス席も設けられており、開放的な雰囲気の中で過ごすことも可能です。テイクアウトもできるため、ドライブの途中に立ち寄ってドリンクやスイーツを楽しむこともできます。
営業時間は午前10時から午後5時までで、定休日は不定休ですが、年中無休で営業しているとの情報もあります。訪問前にInstagramなどで最新の営業情報を確認することが推奨されます。支払い方法はPayPayなどのQRコード決済が利用可能です。宮古島の豊かな自然の中で、さとうきびを通じた特別な食体験を求める人におすすめのカフェです。