沖縄県の浦添市港川に位置する「CAFE&DINER 1363 沖縄港川ステイツサイドタウン店」は、観光地として注目を集める「港川外国人住宅エリア」、通称「港川ステイツサイドタウン」に店を構えています。かつての米軍関係者向け住宅をリノベーションしたこの地域は、レトロな雰囲気を残しつつも、洗練されたカフェやショップが軒を連ね、沖縄にいながらにして異国情緒を感じさせる独特の魅力があります。その中でも、白を基調とした外壁に鮮やかな黄色のドアや窓枠が施された建物は、ひときわ目を引く存在です。
店内は白で統一され、細部にまでこだわり抜かれたインテリアが配されており、明るく清潔感あふれる心地よい空間が広がります。テーブルに並べられたカトラリーやグラスなども趣向が凝らされており、写真映えする要素も随所に散りばめられています。東京・神楽坂の人気店の系列として、その洗練された雰囲気は、普段使いのカフェから、誕生日や記念日といった特別な日の食事まで、様々なシーンでの利用に適しています。
アクセス面では、那覇空港から車で約20分から30分とアクセスしやすい場所にあります。那覇方面からは国道58号線を北上し、「かねひで牧港店」が左手に見える交差点を右折後、約150m直進すると右手に港川外国人住宅街が見えてきます。最寄りのゆいレール浦添前田駅からは直線距離で約2.8kmから3.8kmと、やや距離があるため、自家用車やタクシーでの来店が便利です。店舗前には2台分の駐車スペースが設けられており、満車の場合でも近隣に有料のコインパーキングがあるため、車でのアクセスも安心です。
CAFE&DINER 1363の大きな魅力の一つは、提供される独創的なメニューの数々です。特にランチタイムには、シュー生地とパンを掛け合わせたような独特の食感が特徴の「ポップオーバー」が注目を集めます。外はサクッと、中は空洞でふんわりとしたポップオーバーは、ランチの「ポップオーバープレート」(1,100円・税込)で食べ放題として提供されます。このプレートには、サラダやメイン、そして日替わりの様々なディップが添えられ、多様な組み合わせで味の変化を楽しむことができます。ヘルシーに野菜を挟んでサンドイッチのように、あるいはシロップをかけてスイーツとして味わうなど、その食べ方は自由自在です。
メイン料理には、レモンとガーリックが効いたプリプリ食感の「ガーリックシュリンププレート」(1,200円・税込)や、ボリューム満点の「ローストビーフ丼」(950円)、そして沖縄のソウルフードであるタコライスをバジルソースでアレンジした「ジェノベーゼタコライス」などがあります。ランチ限定で1日5食のみ提供される「ハンバーグステーキ」は、選べるソースやトッピングで自分好みにカスタマイズできるのが魅力です。
食事の締めくくりには、パティシエが腕を振るうデザートがおすすめです。イタリア・シチリアの伝統的なアイスケーキ「カッサータ」(580円・税込)は、時間の経過とともに変化する食感と味わいが堪能できます。ポップオーバー生地を使用したモチモチ食感が特徴の「ダッチベイビーパンケーキ ティラミス風」も人気の一品です。ドリンクメニューも充実しており、バリスタが淹れる美しいラテアートが施されたカフェラテをはじめ、沖縄限定の「黒糖レモンサワー」や、系列の神楽坂店でも好評の「焙じ茶ハイボール」「和山椒ハイボール」「万年香ハイボール」「柚子ハイボール」といった個性豊かなオリジナルハイボールも用意され、料理とのペアリングを楽しむことができます。特にスムージーは高い人気を集めています。
店内にはテーブル席が設けられており、総席数は12席とコンパクトながらも居心地の良い空間が広がります。プライベートな時間を過ごしたい方のために個室も完備されており、貸切での利用も相談可能です。貸切の場合は約20名までのパーティーに対応できます。また、お子様連れでの来店も歓迎されており、乳児や未就学児、小学生も入店可能で、ベビーカーのまま入ることもできます。喫煙環境については分煙が実施されています。
なお、「CAFE&DINER 1363 沖縄港川ステイツサイドタウン店」は、現在リニューアル準備のため一時的に休業しています。リニューアルオープン日については、決定次第、公式ホームページなどで告知される予定です。来店を検討されている方は、事前に最新の営業状況を確認することをおすすめします。