沖縄県中頭郡中城村字登又78に位置していた「旨いもの台所 南風 中城店」は、2019年10月にオープンし、地域に親しまれていましたが、2023年9月30日をもって閉店いたしました。
最寄りの公共交通機関からのアクセス情報は見当たりませんが、那覇空港からは車で約30分、北中城ICからは車で約5分と、自動車でのアクセスが便利な立地でした。ゆいレールてだこ浦西駅からも車で約15分程度の距離に位置しており、25台分の駐車場が完備されていたため、車を利用する方にとっては訪れやすい店舗でした。
かつての「旨いもの台所 南風 中城店」は、沖縄の丘にひっそりと佇む隠れ家のような雰囲気の居酒屋でした。店内は広々としており、開放的な庭園や一面ガラス張りの空間が特徴で、落ち着いた中で食事が楽しめる造りでした。座席はテーブル席のほか、プライベート感を重視した個室も複数用意されており、家族連れやグループでの利用にも適していました。また、カウンター席も設けられており、様々なシーンで活用できる空間でした。
提供されていたメニューは、沖縄料理をベースに、鉄板焼きや窯焼きピッツァなど多岐にわたっていました。特に、厚さ18mmの鉄板で熟練の職人が焼き上げる鉄板料理は、エンターテイメント性も兼ね備え、五感で楽しめる逸品として提供されていました。名物のだし巻き卵や、本場イタリアから直輸入した薪窯で焼き上げる本格的なナポリピッツァは、来店客に好評でした。沖縄の気候と自然の恵みを活かした長寿食としても知られる沖縄料理は、中城村産のプチプチとした食感が特徴の新鮮な海ぶどうをはじめ、もちもちジーマミ豆腐、自家製ラフテー、ゴーヤチャンプルーなどがメニューに並んでいました。
特別なサービスとして、お子様連れでも安心して利用できるよう、キッズスペースや座敷席があったことに加えて、離れにはステージ付きのカラオケルームも併設されており、時間貸しや貸切での利用も可能でした。誕生日などのお祝いやサプライズにも対応しており、利用客への細やかな配慮が行き届いたお店として、様々なニーズに応えていました。