鹿児島市中央町に位置する「薩摩地鶏 とりはな」は、鹿児島中央駅から西銀座通りをまっすぐ進んだ左手に看板が見える、アクセスしやすい立地にある居酒屋です。鹿児島中央駅桜島口(東口)からは徒歩約5分、高見橋駅からは徒歩約3分と、電車を利用する方にも便利です。周辺には時間貸し駐車場も複数点在しており、車での来店も可能です。
「薩摩地鶏 とりはな」の大きな特徴は、日本三大地鶏の一つである「薩摩地鶏」、特に「薩摩若しゃも」を存分に味わえる点にあります。薩摩若しゃもは、肉質が柔らかく脂肪が少ないながらも繊細な味わいと甘みが評判の地鶏です。鹿児島県の畜産試験場が10年もの歳月をかけて開発した「さつま地鶏」は、食肉産業展の食味コンテストで最優秀賞に輝いた実績を持ち、その旨味の秘密は、一般的な地鶏の飼育期間を上回る120~150日という長期飼育にあります。これにより、コクのある旨味と程よい歯ごたえが生まれるとされています。
店内はアットホームな雰囲気で、ゆったりとくつろげる空間が提供されています。総席数は70席(別の情報では44席)と広く、会社の宴会やサークルの打ち上げ、女子会や同窓会など、様々なシーンでの利用が可能です。特に、プライベートな時間を過ごしたい方には嬉しい個室が完備されており、2名から4名様までの半個室と、最大12名様(別の情報では20名様)まで収容可能な完全個室が用意されています。掘りごたつや座敷席も設けられており、多様なニーズに応えられる座席配置となっています。
メニューは、薩摩地鶏の魅力を最大限に引き出した料理が豊富に揃っています。名物として挙げられるのが「薩摩若しゃもの鶏刺し」で、肉質の柔らかさと甘みが特徴のむね肉を使用した逸品です。また、メディア取材実績もある「一番人気!チキン南蛮」は、鶏モモ肉のジューシーな味わいが魅力で、テイクアウトも可能です。その他、「とろ~りチーズのもも焼き」や、鹿児島名物としても知られる「地鶏の炭火焼き(数量限定)」なども人気です。焼鳥は、モモ肉、ねぎ間、せせり、鶏皮、砂ずり、ボンジリ、レバー、つくねなどが各170円から提供されており、店主おまかせの5本盛りや7本盛りも用意されています。鹿児島ならではの郷土料理として「薩摩若しゃものタタキ」や「鶏飯(二人前)」、冬季限定の「特製塩ちゃんこ鍋」なども楽しめます。海鮮では「かつおのタタキ」や「かんぱちのお刺身」も提供されています。
コース料理も充実しており、飲み放題付きのプランが複数用意されています。例えば、「地鶏尽くしコース」は、鹿児島地鶏の鶏刺しや焼鳥、チキン南蛮など全9品に2時間の飲み放題が付いて4000円から、さらに充実した「贅沢コース」は全10品で4500円から利用できます。その他、「薩摩喰い尽くしコース」は全11品に飲み放題が付いて5000円から、塩ちゃんこ鍋が味わえるコースは全7品に飲み放題が付いて4800円から提供されており、宴会の目的に合わせて選べます。
特別なサービスとしては、来店した女性客に膝掛けやホッカイロを提供する気配りが見られることがあります。また、特定の時間帯には「だれやめセット」といったお得なセットメニューが提供されることもあり、ビールと料理を気軽に楽しめる工夫がされています。ジャズが流れる落ち着いた店内は、食事の時間をより一層豊かなものにしてくれます。