宮崎県都城市牟田町に位置する「とり乃屋」は、JR西都城駅から徒歩およそ6分から10分圏内にあり、アクセスしやすい立地が魅力です。駐車場も5台分完備されているため、車での来店も便利です。昭和54年(1979年)創業という長い歴史を持つこの店は、地元宮崎はもとより、県内外の多くの人々に愛され続けている鶏もも炭火焼きの専門店です。
「とり乃屋」の最大のこだわりは、その素材と調理法にあります。市場にわずかしか流通しない貴重な南九州産の鶏肉を、毎朝新鮮な状態で仕入れています。この厳選された鶏肉を、創業以来受け継がれてきた自家製の秘伝の調味料で味付けし、豪快な炭火で一気に焼き上げるのが「とり乃屋」流です。炎を上げながら丁寧に焼き上げられる鶏もも焼きは、皮は香ばしく、中は驚くほどジューシーで、噛めば噛むほど鶏肉本来の旨みが口いっぱいに広がります。その圧倒的なボリュームと、一度食べたら忘れられない奥深い味わいは、「とにかくデカイ!とにかくウマイ!」と評されるほどで、まさに「とり乃屋」の代名詞と言える逸品です。
メニューはシンプルながらも、その全てが鶏料理の真髄を極めたものばかりです。看板メニューである「もも塩焼き」をはじめ、甘辛い秘伝の味噌で仕上げた「もも味噌焼き」、新鮮な鶏肉を炭火で軽く炙った「タタキ」、香ばしく焼き上げた「手羽焼き」など、鶏の様々な魅力を堪能できます。料金は、「もも塩焼き」がおおよそ1,900円から2,300円程度、「もも味噌焼き」や「タタキ」がおおよそ950円から1,100円程度、「手羽焼き」がおおよそ750円から900円程度で提供されています。その他、鶏料理との相性抜群の「サラダ」や「お茶漬け」、「おにぎり」や「白ごはん」も用意されています。特に「白ごはん」は、もも塩焼きの旨みが残る鉄板で仕上げる、鶏の旨味が凝縮された「鳥味ガーリックチャーハン」として楽しむこともでき、知る人ぞ知る〆の裏メニューとして親しまれています。ドリンクは、定番の生ビールやハイボールに加え、宮崎県ならではの霧島酒造の焼酎やクラフトビール、日本酒など、鶏料理をさらに引き立てる豊富なラインナップが揃っています。夜の平均予算はおおよそ3,000円から4,000円程度で、満足度の高い食事が期待できます。
店内は木の温もりが感じられる落ち着いた空間で、ほどよく落とされた照明が心地よい雰囲気を醸し出しています。総席数は66席から70席ほどで、一人でも気軽に利用できるカウンター席のほか、家族連れに嬉しい座敷席や、接待や特別な会食にも適した個室も完備されています。さらに、30名から40名規模の宴会にも対応可能な広々とした宴会場もあり、様々なシーンで利用できる汎用性の高さも魅力です。全席禁煙となっており、喫煙される方のために店外の玄関前に喫煙スペースが設けられています。
また、「とり乃屋」では、遠方の方や自宅で楽しみたい方のために、持ち帰り(テイクアウト)や全国発送も行っており、その味を場所を選ばずに堪能できるサービスも提供しています。子連れでの来店も歓迎されており、幅広い層の客層に配慮が行き届いた店づくりがされています。ネット予約も可能で、事前に席を確保しておけばスムーズに入店できます。宮崎の地鶏文化を存分に味わえる「とり乃屋」は、都城を訪れた際にぜひ立ち寄りたい、地元の味を代表する名店の一つと言えるでしょう。