宮崎県都城市牟田町の中心部に位置する「下町焼鳥 我が家」は、JR日豊本線西都城駅から徒歩およそ9分から10分圏内にあり、市立図書館バス停からは徒歩2分と、主要駅からもバス停からもアクセスしやすい場所に佇む居酒屋です。都城の活気あるエリアにありながら、赤提灯が目印の親しみやすい外観からは、気兼ねなく立ち寄れる雰囲気が感じられます。一歩店内に入ると、外観の大衆的なイメージとは異なる、和の趣が感じられる落ち着いた空間が広がっています。和風でありながらもおしゃれな内装は、ゆったりと食事を楽しむのに最適な、居心地の良い雰囲気を提供しています。
「下町焼鳥 我が家」では、選び抜かれた新鮮な鶏肉を一本一本丁寧に手差しし、熟練の技で焼き上げた、こだわりの焼き鳥や串料理を心ゆくまで堪能できます。特に、その日の仕入れによって内容が変わる「マスターおまかせ」の串は、同店の自信作です。キャベツが付いた「10本おまかせ」は1,100円、より気軽に楽しめる「5本おまかせ」は550円で提供されており、様々な部位の焼き鳥を少しずつ味わうことができます。定番の「皮」や「ハツ」は100円から、「ささみ」や「せせり」は110円、「ねぎま」は130円と、手頃な価格で多種多様な串を楽しむことができます。また、希少部位として知られる「白レバー」は170円で、入荷があればぜひ試してみたい一品として人気を集めています。その他、「うずら」や「はつおち」など、珍しい部位も提供されています。塩で鶏肉本来の旨みを引き立てる「砂肝」や「なんこつ」、「ぼんじり」といった定番の鶏串から、豚肉の「バラ」や「かしら」、珍しい「コブータ」といった焼きトンまで、幅広いラインナップが揃っています。
さらに、同店では独創的なアイデアが光る創作串料理も豊富に用意されており、訪れるたびに新しい発見があるでしょう。特におすすめなのは、「ピーコーンチーズ」(300円)です。豚バラ肉で巻いたピーマンの中に、とろけるチーズと甘みのあるスイートコーンを閉じ込めて焼き上げており、ピーマンのシャキシャキとした食感とチーズのまろやかさが絶妙なハーモニーを生み出します。鶏ささみを用いた創作串も多彩で、「しそ巻き」や「照り焼きマヨネーズ」、「わさびマヨネーズ」、「明太子マヨネーズ」、「ささみチーズ」はそれぞれ130円で提供され、ささみの新たな魅力を引き出しています。より贅沢な味わいを楽しみたい方には、「ささみ明太チーズ」(170円)も人気です。焼き鳥以外にも、ジューシーな「牛カルビ串」や「牛ハラミ串」(各2本450円)、マヨネーズで香ばしく炙った「海老マヨ」(2尾660円)、皮ごと食べられる「ソフトシェルシュリンプ」(280円)といった魚介や牛肉の串料理も提供されており、肉好きから海鮮好きまで幅広い好みに対応しています。旬の野菜をシンプルに焼き上げた「茄子焼き」(200円)、「ししとう」(130円)、「しいたけ」(130円)も、素材の味を存分に楽しめる逸品です。串料理に加えて、新鮮な魚介を使った刺身などの海鮮料理も提供されており、多様なメニュー構成が魅力となっています。
ドリンクメニューも充実しており、全国各地から厳選された珍しい焼酎の数々が揃えられています。焼酎好きにはたまらないラインナップで、お好みの銘柄を見つける楽しみがあります。また、お店で丁寧に手作りされた、風味豊かな自家製果実酒も人気です。これらのドリンクは、こだわりの焼き鳥や串料理との相性も抜群で、食事の時間をより一層豊かなものにしてくれるでしょう。来店客の平均的なディナー予算は3,000円程度とされており、上質な料理と飲み物を気軽に楽しめる価格帯も魅力の一つです。
店内はすべて禁煙となっており、喫煙されるお客様のために屋外に灰皿が設置されています。これにより、煙を気にせず誰もが快適に食事や会話を楽しめるよう配慮されています。また、宴会やパーティーでの利用にも対応しており、お客様の予算や希望人数に合わせて、特別なプランの相談も可能です。過去には、本格的な焼き鳥を自宅で楽しめるテイクアウトの提供も行われていたようです。同店の気さくなマスターの人柄も、訪れる人々にとって大きな魅力となっており、美味しい料理と共に心温まる、楽しいひとときを過ごせることでしょう。