宮崎県宮崎市橘通西2丁目5-6に位置する「鮨と酒 銀天ゆずや」は、新鮮な海の幸と上質な肉料理を落ち着いた雰囲気の中で堪能できる鮨居酒屋です。JR宮崎駅西口からは車で約5分、徒歩ではおよそ16分、また2丁目バス停からは徒歩約3分の距離にあり、市街地から少し離れた場所にひっそりと佇む隠れ家のような存在です。専用駐車場はありませんが、周辺には複数の有料駐車場があります。
店内は洗練された和モダンな空間が広がり、木の温もりとほのかな柚子の香りが心地よさを演出しています。特に、職人が目の前で腕を振るうL字型のカウンター席は、その手さばきを間近に見ながら食事を楽しめる「銀天ゆずや」の華とも言えるでしょう。また、プライベートな時間を過ごしたい方のために、全席掘りごたつ式の個室が多数用意されており、ゆったりとくつろぎながら食事を味わうことができます。最大16名まで収容可能な宴会席も完備されているため、接待や家族の集まり、友人との食事会など、様々なシーンで利用が可能です。
「鮨と酒 銀天ゆずや」の最大のこだわりは、その日に仕入れる新鮮な魚介類にあります。店内には大型の生簀が設置されており、注文が入ってから活きの良い鯵などを捌いて提供する「活き造り」は、その鮮度とぷりぷりとした食感で多くの利用者を魅了しています。宮崎県産のブランド鮮魚「まつもと平目」は、宮崎市佐土原町の松本水産養殖場で養殖された独自のブランド魚であり、コリコリとした歯ごたえが特徴で、この店限定の握りとして破格の500円で提供されています。
鮨のシャリには、3年以上熟成させた吟醸酒粕のみを使用した「赤酢」を混ぜた特性の「赤シャリ」が使われています。この赤シャリは、魚の旨味を一層引き立て、宮崎では珍しい本格的な味わいを実現しています。人気の「おまかせ握りTAKUMI十貫」では、本鮪や本サバ、サーモンなど、こだわりのネタが盛り込まれており、特に熊本で養殖され一度も冷凍せずに提供される本鮪は、脂の乗りととろけるような食感が格別と評されています。
お肉料理にも定評があり、「宮崎牛の巻きしゃぶ 雲丹のせ」は、軽く炙った宮崎牛を軍艦仕立てにし、北海道産の生雲丹を贅沢に乗せた逸品です。口に入れた瞬間に広がる宮崎牛の脂と雲丹の濃厚な味わいのハーモニーは絶妙で、こちらも一貫500円という価格設定で高い満足感を提供しています。その他、「雲丹とろキャビア」や「鮪のヒレスペアリブ」など、高級食材を惜しみなく使用した創作料理も楽しめます。
ドリンクメニューも豊富で、日本酒、焼酎、ワイン、カクテルなど、料理との相性を考えた多様なラインナップが揃っており、70種類以上が対象となる飲み放題も提供されています。以前はランチ限定で高級鮨食べ放題が好評を博したこともあり、その品質へのこだわりが伺えます。平均予算はディナーで4,500円程度とされており、上質な空間で新鮮な海の幸と宮崎牛を心ゆくまで味わいたい方におすすめの一軒です。