大分県別府市駅前町に位置する「笑堂(わらいどう)」は、JR日豊本線別府駅東口から徒歩わずか2分から3分という非常にアクセスしやすい立地が魅力の居酒屋です。駅前高等温泉のすぐそばにあり、初めて訪れる方でも迷うことなく辿り着けます。かつてビルの2階にあった店舗は1階に移転しており、大きなうさぎの置物が目印となっているため、さらに分かりやすくなりました。別府の観光やビジネスで訪れた際にも気軽に立ち寄れる、便利な場所にあります。
店内は昭和レトロな雰囲気が漂い、懐かしさを感じさせる落ち着いた空間が広がっています。明るく清潔感があり、居心地の良い環境で食事を楽しむことができます。総席数は38席を数え、お一人様でも気軽に利用できるカウンター席、グループでの利用に適したテーブル席、そしてゆったりとくつろげる座敷席が用意されています。特筆すべきは、2人から最大20人まで利用可能な個室が完備されている点です。これらの個室はカーテンなどで仕切られており、周囲を気にすることなくプライベートな時間を過ごしたい場合や、少人数での食事会、宴会など、様々なシーンで活躍します。店内は入口からフラットな設計となっており、移動しやすい点も利用者にとって嬉しい配慮と言えるでしょう。
「笑堂」の大きな特徴の一つは、古閑牧場から直送される新鮮な馬肉料理を堪能できることです。馬刺し赤身刺しや馬肉ステーキなど、上質な馬肉の旨味を存分に味わえるメニューが豊富に揃っています。また、大分県の郷土料理も充実しており、「笑堂」を訪れたならぜひ味わいたいのが、大分名物のとり天と琉球です。特に、生ビール、とり天、琉球がセットになった「大分名物セット」は1,200円で提供されており、これ一つで大分の味覚を満喫できます。ふわっと揚がったジューシーなとり天や、甘めの醤油ダレが絶妙に絡んだ新鮮な魚の琉球は、多くの来店客から高い評価を得ています。その他にも、ぎょろっけ、牛すじ豆腐、鶏軟骨の唐揚げ、にら玉、明太子チーズ玉といった定番の居酒屋メニューから、焼き魚定食や生姜焼き定食、とり天定食といった定食メニューまで、幅広いジャンルの料理が楽しめます。ランチタイムには、700円前後で提供される定食もあり、ご飯の大盛りが無料という嬉しいサービスも利用できます。小鉢の内容は日替わりで提供され、訪れるたびに異なる味に出会える楽しみもあります。ディナーの平均予算は3,000円程度で、豊富なメニューの中から、その日の気分に合わせて様々な料理を選ぶことができるでしょう。
また、「笑堂」では、外国人観光客も安心して利用できるよう、英語での対応が可能です。奥さんの流暢な英会話によって、言語の壁を感じることなく、日本の居酒屋文化や大分県の郷土料理を体験することができます。支払い方法にはQRコード決済のPayPayも対応しており、利便性の高さも兼ね備えています。日曜日の夜は予約制での営業となるため、週末の利用を検討している場合は事前の確認が推奨されます。売り切れ次第終了となる場合もあるため、特定のメニューを希望する際は早めの来店が良いでしょう。「笑堂」は、別府の地元の方々はもちろん、観光で訪れる国内外の多くの人々にとって、美味しい料理と温かいおもてなしを提供する、別府の食の拠点となる居酒屋です。