大分県大分市府内町に位置する「サッテージャワ」は、JR日豊本線大分駅北口から徒歩約10分の場所にあり、大分銀行本店や大分中央郵便局の裏手に位置する隠れ家のような存在です。バリ島の石像が目印の入口が訪れる人々を異国情緒あふれる空間へと誘います。昭和29年(1954年)に臼杵市で焼鳥と釜飯の店として創業して以来、長きにわたり地域に愛され続けており、現在では親子三代にわたってその伝統の味を守り続けています。創業者がかつてインドネシアのジャワ島スラバヤ市に住んでいた経験から、その思い出を料理に込める形でインドネシア料理の提供も開始。「サッテ」という店名もインドネシア語で串焼きを意味するなど、店の随所にその歴史とこだわりが息づいています。
「サッテージャワ」の看板メニューは、創業以来70年以上にわたり継ぎ足されてきた秘伝のタレで焼き上げる絶品の焼鳥と、注文を受けてから一釜ずつ丁寧に炊き上げる香ばしい釜飯です。焼鳥は「あらびき黒コショウつくね」や「うめじそつくね」、「つくねマヨチーズ」など様々な種類が揃い、1本130円から楽しめます。特におすすめの「やきとり盛合せ8本」は1,200円(税込)です。釜飯は800円から提供されており、炊きあがりまで約25分かかるため、早めの注文が推奨されています。
また、他ではなかなか味わえない本格的なインドネシア料理も充実しており、「ナシゴレン」や「ミーゴレン」、「生春巻きサッテ風」、そして店名にもなっている「サテ」、さらには「とうもろこしの唐揚げ」や「グリーンカレー」などが楽しめます。特に数量限定の「生春巻きサッテ風」は手作りのピーナッツソースで味わう一品として人気を集めています。おつまみとして外せないのが「手造りにんにく味噌で食べるきゃべつ」で、毎朝市場から直送される新鮮なキャベツとオリジナルのにんにく味噌の組み合わせは、来店者の多くが注文する名物となっています。デザートにはインドネシアの定番「ピサンゴレン」(600円・税込)なども用意されています。
様々なシーンに対応できるよう、座席の選択肢が豊富なのも「サッテージャワ」の魅力です。店内は全席掘りごたつ座敷、テーブル席、そして完全個室を完備し、総席数は70席を誇ります。特に人気の完全個室は5名まで利用可能で、大切な方との食事や小さなお子様連れの家族に最適です。10名まで利用できる掘りごたつ個室座敷もあり、仲間との集まりや家族での食事に重宝されています。また、4名掛けのテーブル席が5卓あり、可動式のロールスクリーンで仕切ることができ、少人数から最大40名までの宴会まで、人数に合わせて自由にレイアウトを変更できる掘りごたつ座敷も用意されています。
「サッテージャワ」は、お客様への配慮が行き届いたサービスも提供しています。店内はバリアフリー設計となっており、車椅子の方でも安心して利用できる最新式のトイレも完備されています。小さなお子様連れの利用も歓迎されており、乳児から小学生まで入店可能で、離乳食の持ち込みも可能です。さらに、英語対応のメニューも用意されており、海外からの利用者にも配慮されています。車で来店する方のために、提携しているコインパーキングがあり、駐車証明書の提示で上限200円までの駐車サービスが受けられます(ランチタイムは対象外)。また、店頭以外にも「キャベツが旨いにんにく味噌」をトキハ本店地下二階やわさだタウン、別府湾SA上り線売店、大分駅お土産売り場などで購入できる特別なサービスも提供されており、自宅でも店の味を楽しめます。