大分県大分市中央町に位置する「いかや」は、いか創作料理を専門とする和食店です。JR大分駅北口からは徒歩約8分から10分圏内にあり、セントポルタ中央町を直進し、ファミリーマートを左折、ガレリア竹町を抜けて八百屋を右折すると左手に現れる立地で、アクセスしやすい場所にあります。繁華街の中心にありながら、落ち着いた雰囲気の中で食事を楽しめる空間が提供されています。
店内には大小の生簀が完備されており、新鮮な活きイカはもちろん、関鯖や関鯵といった大分の高級活魚も泳いでいます。お客様からの注文を受けてから、熟練の職人が目の前の生簀から活きたイカをすくい上げ、手際よく活き造りとして提供するため、その鮮度と透明感は格別です。活きたイカの身は透き通るような美しさで、普段の刺身とは一線を画す甘みと食感を堪能できます。いか料理のプロが一切の妥協なく心を込めて作り上げる創作料理の数々は、「いかや」ならではの味わいです。特に、身体に良いとされるイカスミを用いたオリジナルの料理が多数用意されており、他店ではなかなか味わえない本格的なイカ創作料理を存分に楽しめます。
メニューの中心となるのは、何といっても「いか活き造り」です。一人前3,850円で提供され、活き造りの後のイカのゲソ(足)とエンペラ(耳)は、サービスで天ぷらまたは塩焼きとして調理してもらえます。これは、活き造りを二度楽しめる「いかや」ならではの特別なサービスとして、多くの利用者に喜ばれています。他にも、「いかすみクリームコロッケ」(990円)は、外はサクサク、中はとろりとした食感が絶妙で、濃厚なイカスミの風味が特徴の人気メニューです。「いかすみしゅうまい」(990円)や、独特の風味が魅力の「いかすみ瓦そば」(1,320円)、「いか丼 味噌汁付き」(990円)なども提供されています。活魚刺身として、佐賀関直送の「泳ぎ関あじ」(1本8,360円、3~4人前)や「泳ぎ関さば」(1本9,900円、3~4人前)、ひらめ、本皮ハギなども季節や仕入れに応じて用意されており、大分の海の幸を存分に味わうことができます。
コース料理も充実しており、「いかまんぷくコース」(全8品5,500円)や、初めての利用者におすすめの「いかや体験コース」(全9品6,000円、120分飲み放題付き)など、用途や予算に合わせた選択肢が豊富です。また、接待や特別な会食には、関あじや関さば、豊後牛などを盛り込んだ「大分尽くしコース」(全10品13,200円)も利用できます。夜の平均予算は4,000円から6,000円程度で、質の高い料理に対して納得の価格帯です。
座席は、カウンター席と完全個室が用意されています。カウンター席では、目の前で活きたイカが泳ぐ生簀や水槽を眺めながら食事をする、まるで海の中にいるような臨場感あふれる体験ができます。プライベートな空間を重視する方には、完全個室が充実しています。2名用個室から、4名から10名用の個室、さらには20名用のお座敷個室が2部屋、最大64名まで収容可能なお座敷個室も完備されているため、接待や家族での食事、小規模な宴会から大規模な会社での利用まで、様々なシーンに対応可能です。店内全体が落ち着いた雰囲気で統一されており、ゆったりと食事の時間を過ごすことができるでしょう。
「いかや」は月曜日から土曜日、祝日、祝前日の17時から22時30分まで(料理ラストオーダー22時、ドリンクラストオーダー22時)営業しています。定休日は日曜日ですが、祝日の場合は営業し、翌月曜日が定休日となります。クレジットカードやQRコード決済も利用できるため、利便性も兼ね備えています。大分で新鮮なイカ料理や郷土料理を落ち着いた空間で堪能したい場合に、「いかや」は最適な選択肢の一つとなるでしょう。