大分県大分市大在で長らく愛されてきた「とんかつ五大 大在店」は、2025年3月31日をもって現在の店舗での営業を終了いたしました。その後、2025年夏に「串カツとんかつ五大 わさだ店」として大分市市へと移転し、新たな地で営業を開始しています。この移転に伴い、とんかつ専門店としての品質はそのままに、串カツも楽しめるスタイルへと進化を遂げ、より幅広い食の楽しみを提供する店舗へと生まれ変わりました。旧店舗があった大分市政所2103-3のアミューズメントプラザ1Fでは、現在は同店の営業は行われておりません。
「とんかつ五大」という屋号は、その名の通り「素材」「お米」「パン粉」「ソース」「とん汁」という五つの大きなこだわりを掲げ、これを徹底的に追求しています。とんかつに使用される豚肉は、大分県産のブランド豚「奥豊後豚」です。この豚肉は、お客様からの注文を受けてから一枚ずつ丁寧にカットされ、最適な状態で揚げられるため、常に新鮮でジューシーなとんかつが提供されます。とんかつの「相棒」とも言えるお米は、お米マイスターがその時々で最も美味しいと判断した品種を選び抜き、使用しています。衣の食感を左右するパン粉には、サクサクとした軽やかな歯触りと豊かな風味が特徴の「焙焼式パン粉」が採用され、工場から出来立てのものが直送されています。とんかつにかけるソースは、野菜とフルーツをふんだんに使った完全オリジナルの特製ソースで、奥豊後豚の旨味を最大限に引き出す、口当たりの良い酸味と甘みのバランスが絶妙です。さらに、同店自慢の「とん汁」は、大量の玉ねぎを時間をかけて煮込み、甘みと旨味を引き出した出汁に、大分県産豚によく合う味噌を合わせた、深い味わいが特徴で、多くの利用者から高い評価を得ています。
メニューには、定番のロースかつ膳やヒレかつ膳のほか、食べ応えのある厚切りロースかつ膳が用意されています。特に人気を集めるのは、「名物 五大丼」で、奥豊後豚のロースかつと特大のエビフライが一度に楽しめる豪華な丼です。かつては数量限定だった「焼きかつ丼」も、とろとろの卵と厚切りロースかつの組み合わせが好評を博し、現在はレギュラーメニューとして提供されています。2022年には、より多くの客層に気軽に足を運んでもらえるよう、120gのロースかつ膳といった小ぶりなサイズのメニューも導入されました。これにより、女性や量を控えめにしたい方でも、同店のこだわりのとんかつを気軽に味わうことができるようになっています。
同店を訪れるお客様にとって嬉しいサービスとして、ご飯、キャベツ、とん汁、そして漬物がおかわり自由で提供されています。これにより、お腹いっぱい、心ゆくまでこだわりのとんかつを堪能することが可能です。また、各テーブルにはすり鉢とごまが用意されており、お客様自身でごまを擦って香りを楽しみながら、そこに特製ソースを加えて自分好みのつけだれを作ることができます。これは、食事の時間を一層豊かにする、お客様への細やかな配慮と言えるでしょう。
新しい「串カツとんかつ五大 わさだ店」の店内は、明るく清潔感があり、居心地の良い空間が広がっています。カウンター席やテーブル席の他に、プライベートな時間を過ごしたい場合に最適な個室も備えられています。さらに、家族連れのお客様のために、キッズルームや広々とした座敷席が設けられており、お子様連れでも安心して食事が楽しめるよう配慮が行き届いています。多くのメニューはテイクアウトにも対応しており、お弁当として自宅で味わったり、行楽の際にも利用したりと、様々なシーンで同店の味を楽しむことができます。