大分県大分市中央町3丁目71に位置していた「たん将軍」は、大分駅から徒歩10分圏内というアクセスしやすい立地を特徴としていました。おおいた元気横丁内にオープンしたこの串焼き専門店は、特に牛タン料理に力を入れ、食肉本来の美味しさをダイナミックに提供することを目指していました。
同店の看板メニューとして多くの注目を集めたのは、全長45cmにも及ぶ「超特大牛タン串」で、その価格は1,300円(税込)でした。この特大牛タン串は、単に見た目のインパクトだけでなく、一本一本丁寧に串打ちされ、食べやすさを考慮して隠し包丁が入れられるなど、細部にわたるこだわりが感じられる逸品でした。また、「極 厚切り牛タン」も人気のメニューの一つで、厳選されたタン元とタン中を贅沢に使用していました。こちらは3枚で800円、5枚で1,400円、8枚で2,200円(いずれも税込)という価格帯で提供され、脂の乗った柔らかなタン元と、噛めば噛むほどに旨味が広がるタン中の両方を堪能できる点が魅力でした。さらに、厚さ2cmを超える「超豪快!牛たんステーキ」は2,980円(税込)で提供されており、これは一本の牛タンからわずか数枚しか取れない貴重なタン元を惜しみなく使用し、来店客にはスタッフが最高の焼き加減で提供するサービスも行われていました。
串焼きのラインナップも豊富で、「ねぎま」や「レバー」、「ベーコンアスパラ」といった定番の焼き鳥をはじめ、10種類以上が用意されていました。その日の仕入れに応じた大将おまかせの「本日の串盛り」や、ホルモンを中心に楽しめる「内臓バラエティセット」など、人数や好みに合わせて5本または10本から選べる盛り合わせも提供され、多くの客に好評でした。「牛たん入りつくね」は350円(税込)で、牛タンのタン先を加えることで独特のコリコリとした食感がアクセントとなり、新たな食感を楽しめる一品として親しまれていました。また、皮の直径が11cmと食べ応えのある「ナンデ餃子」も650円(税込)で提供されていました。この餃子の餡には、大分県産のかぼす、肉厚な椎茸、国産豚肉、白菜が使用されており、ジューシーでありながらもさっぱりとした後味が特徴でした。
店内は160席もの広さを持ち、個室も完備されていたため、友人との食事や家族での利用、さらには接待など、多様なシーンに対応することが可能でした。おおいた元気横丁内で提供されていた特別なサービスとして、「横丁パス」というサブスクリプションサービスがあり、この会員券を提示することで、対象の生ビールやハイボールが何杯でも半額になるという特典が利用できました。
しかしながら、現在「たん将軍」は閉店しているか、または店舗の掲載が保留されている状態となっています。上記の情報は、かつてこの場所で営業していた当時の特徴やサービスに関するものです。