熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽に位置する「THE ACONCAGUA RESORTS」は、阿蘇の大自然の中に佇むリゾートホテルです。阿蘇の雄大な景色や有明海に沈む夕陽を間近に感じながら、非日常の体験ができるとされています。広大な敷地内には、ホテル宿泊棟のほか、季節限定の屋外インフィニティプール、天然温泉の貸切風呂や大浴場、BBQスペース、キャンプ場などが備わっており、多様な過ごし方に対応しています。特にインフィニティプールは、朝は阿蘇の山々、夜はライトアップされた幻想的な雰囲気を楽しめ、温水のため水温を気にせず利用できると評判です。また、湯治湯として地元で親しまれている栃木温泉を引いた温泉は、少しぬるめの硫酸塩温泉で、四季折々の景色を眺めながらリラックスできる空間です。
アクセスについては、熊本ICより車で約30分、熊本空港より車で約20分の距離にあり、JR豊肥線立野駅からは車で約7分と案内されています。新阿蘇大橋を南阿蘇方面へ渡ってすぐ、国道325号沿いに位置しており、専用の無料駐車場も完備しています。ただし、南阿蘇村はバスやタクシーなどの公共交通機関が十分ではないため、自家用車での来訪が推奨されています。
「THE ACONCAGUA RESORTS」内のレストランでは、阿蘇の食材をふんだんに使用したこだわりの料理が提供されています。館内での食事が可能で、天候を気にすることなくゆったりとコース料理を堪能できます。ディナーのコース「THE REWARDS」は13,000円で、カルデラ鱒のセビーチェ、馬テールと阿蘇ビーツのスープ、赤牛のボロネーゼ、赤牛サーロインステーキ ロッシーニ仕立てなど、地元の食材を活かしたフレンチベースのフルコースが楽しめます。お子様向けのディナー(4,000円)も用意されており、ハンバーグやエビフライなどが含まれたプレートが提供されます。ランチメニューとしては、阿蘇手打ち蕎麦(1,700円)、大阿蘇鶏と阿蘇採れ野菜の天ぷら蕎麦(2,500円)、鴨南蛮蕎麦(2,200円)、赤牛ときのこの肉蕎麦(2,400円)といった蕎麦料理のほか、赤牛せいろ蒸し御膳(2,580円)、赤牛ローストビーフピラフ(2,380円)、Xanadu鉄板牛ステーキ(2,580円)なども提供されています。宿泊者向けの朝食は和朝食が中心で、阿蘇赤牛のローストビーフや地鶏の西京焼きなど、地元の味覚を取り入れた内容です。
客室は18000平米の広大な敷地にわずか12室のみ用意されており、1000平米オーバーの専用フロアに位置しています。南阿蘇を一望できるヴァレーグランスイートをはじめ、様々なタイプのお部屋が用意されています。客室はシックなデザインで統一され、非日常を体験できる洗練された空間が広がっています。プライバシーに配慮された設計で、ゲストフロアはタッチパネル式の暗証番号キーでのみ操作可能です。また、貸切風呂は完全予約制で6室、大浴場には外湯・岩風呂も備えられています。客室には露天風呂が付いているタイプもあり、広々とした空間でリラックスできると評価されています。一部の口コミでは、部屋が小上がりの上にマットレスがあるタイプで、オシャレな雰囲気とスーツケースを広げるスペースがある点が好評です。ゲストエクスペリエンスを第一に考え、宿泊者専用のダイニングキッチンやワークスペースなども用意されています。