熊本県熊本市中央区下通1丁目にある「食堂 ままかり」は、通町筋駅から徒歩約3分、熊本城・市役所前駅から徒歩約2分の場所に位置し、下通COCOSAからは市役所方面へ曲がって徒歩1分という、街の中心部にありながら落ち着いた雰囲気で食事を楽しめる隠れ家的なお店です。アドバンス21ビルの2階にあり、利便性の高い立地も魅力の一つです。
店内は木の温もりが感じられる落ち着いた空間で、プライベートな食事から会社関係の宴会まで、幅広いシーンで利用されています。総席数は26席とアットホームな規模感で、温かみのある木製のカウンター席とテーブル席が用意されています。特に窓際席からは城見町通りを見下ろすことができ、街の賑わいを眺めながらゆったりと食事の時間を過ごせます。個室はありませんが、20名から貸切の相談も可能です。すべての席で喫煙が可能となっており、20歳未満の入店はできません。人気店のため、特に平日は席が埋まっていることが多いため、事前の予約がおすすめです。
「食堂 ままかり」のコンセプトは、旬の食材を活かした創作料理と、熊本ならではの郷土料理を提供することにあります。「ままかり」という店名は、岡山の方言で「隣の家からご飯(まま)を借りて来るほど美味しい」という意味を持つサッパの酢漬けに由来しており、毎日訪れても飽きることなく旬の味を楽しんでもらいたいという店主の思いが込められています。和食をベースにしつつも、洋食の要素も取り入れたユニークな料理が提供され、カジュアルでありながら洗練された美食体験ができます。料理の質はもちろんのこと、温もりのある接客も多くの来店客から高い評価を得ています。
メニューは、その日に水揚げされたばかりの新鮮な魚介類や、旬の野菜をふんだんに使用した創作料理が中心です。熊本の味覚を代表する郷土料理としては、鮮度抜群の馬刺しや辛子蓮根が楽しめます。グランドメニューの他にも、その日の仕入れによって変わる季節限定の特別メニューも用意されており、訪れるたびに新しい味に出会える期待感があります。
一品料理も充実しており、「じゃが芋の塩辛バター炒め」や「キュウリのタタキ 塩昆布和え」などが人気です。また、多くの人が絶賛する「ままかりスペシャルサラダ」は、手作りのリコッタチーズ、アボカド、生ハム、旬の果実がたっぷり入った具だくさんで贅沢な一品です。その他にも、サッと炙ってポン酢でいただく「特上あばら(ヒモ)たたき」や、軟骨のコリコリとした食感がアクセントになった「プリプリせせりのつくね照り焼き」、阿蘇あか牛ザブトンステーキ、渡り蟹の酒盗、とうもろこしとクリームチーズの挟み揚げ、肝いりスルメイカの丸干し、いぶりがっことクリームチーズの和え物など、個性豊かなメニューが揃っています。
食事の締めには、「おにぎり」各種(塩、塩こんぶ、おかか、梅、明太子)や、「じゃこ飯」、そして梅や明太子、鯛わたが選べる「お茶漬け」や「にゅうめん」なども楽しめます。ドリンクメニューでは、生ビール(HEARTLAND)をはじめ、ワイン(フランジアの赤・白)、ウイスキー(ホワイトホース)などが提供されています。特に、県内外から厳選された美味しい焼酎や日本酒も豊富に取り揃えられており、旬の料理とのペアリングも存分に楽しめます。ディナーの平均予算は4,000円から6,000円程度と見込まれており、多様なコース料理も用意されているため、予算やシーンに合わせて選ぶことが可能です。ネット予約にも対応しており、気軽に利用できる点も魅力の一つです。