熊本市中央区新市街に位置する「炙り焼き 火蓮(かれん)」は、素材本来の旨みを引き出す炙り焼きを堪能できる和食店です。熊本市電辛島町電停から徒歩3分とアクセスが良く、西銀座通り沿いのロゼ花畑館3・4階に店を構えています。周辺にはコインパーキングも利用でき、利便性の高い立地です。
店内は洗練された和の情緒漂う空間が広がり、全席が掘りごたつ式の完全個室というこだわりがあります。少人数から最大40名までの宴会に対応可能な個室が用意されており、接待や会食、家族での食事、デート、大切な人との記念日など、様々なシーンで周囲を気にすることなく、ゆったりと食事と会話を楽しむことができます。穏やかな照明が心地よい癒しの空間を演出しており、履物を脱いでリラックスして過ごせる設えも魅力です。
「火蓮」のコンセプトは、厳選された旬の食材を最高の状態で提供することにあります。地元熊本産の「あか牛」や「火の本豚」、天草から直送される新鮮な魚介類、阿蘇をはじめとする熊本各地の旬の野菜など、地産地消を大切にしながら、全国各地から取り寄せた高級食材も豊富に取り揃えています。これらの素材を熟練の料理長が、京都の料亭で培った技で、味はもちろん見た目にも美しい創作和食へと昇華させています。特に、表面をさっと炙ることで素材の旨みを閉じ込める「炙り焼き」は、お店の看板メニューとして知られています。
メニューには、熊本名物の「馬刺し」が充実しており、霜降り、バラウス、フタエゴ、赤身、タテガミ、心臓など、希少部位を含む5種盛り合わせや、超希少部位とされる三枚バラの特上馬刺しなどが楽しめます。また、入荷数が少ないため事前予約が推奨される「馬レバー刺し」も提供されています。郷土料理としては、「辛子蓮根」や「一文字ぐるぐる」、「桜ユッケ」、「桜納豆」、「だご汁」など、熊本ならではの味覚を堪能できます。
魚介類では、呼子産の活き造りやりいか、鹿児島産の伊勢海老活き造り、平目やあこう、カワハギなどの活き造りが時価で提供され、新鮮な海の幸を味わえます。その他にも、旬の鮮魚を煮付けや炙りで楽しめる「のどぐろ」や「金目鯛」、「真鯛」、「太刀魚」など、その時期に最も美味しい魚介が提供されます。炭火焼きでは、活き穴子や殻付き帆立、活き車海老など、素材の旨みを最大限に引き出す調理法が用いられています。
コース料理も充実しており、「活タラバ蟹のコース」や、「熊本地産《阿蘇》コース」など、目的に合わせて選べる多様なプランが用意されています。例えば「熊本地産《阿蘇》コース」は、特上馬刺しや地元天草の魚介類、熊本名物のあか牛など、熊本の食材をふんだんに使った豪華会席コースで、県外からの利用客にも好評です。また、火蓮名物の「熊本あか牛と火の本豚の牛テールだし葱しゃぶ鍋」をメインにしたコースも人気で、料理のみのコースや飲み放題付きのプランが選べます。
アラカルトメニューも豊富で、「自家製 竹豆冨」は京都から取り寄せた「にがり」を使用した一番人気の自家製豆冨です。「あか牛と牡蠣のソテー」や「あか牛のパイ包み焼き」といった創作料理も提供されています。「タコの炙り山椒風味」や「揚げ茄子柚子胡椒」など、お酒と共に楽しめる逸品も揃っています。
飲み物については、熊本料理と相性の良い九州焼酎をはじめ、銘柄焼酎が多彩にラインナップされており、ヒレ酒なども楽しめます。
営業時間は月曜日から木曜日、日曜日、祝日が17:00から22:00(料理L.O. 21:30、ドリンクL.O. 21:30)、金曜日と土曜日、祝前日が17:00から23:00(料理L.O. 22:30、ドリンクL.O. 22:30)です。定休日は日曜日が祝前日の場合、翌日の祝日が店休日となります。平均予算は6000円から7000円程度とされています。コースの予約キャンセルについては、当日キャンセルは100%のキャンセル料が発生するため、事前の連絡が必要です。席のみ予約の場合も当日キャンセルは2,000円(1名あたり)のキャンセル料が発生します。
「火蓮」は、熊本の豊かな食材と創作和食の融合、そして上質な個室空間が、訪れる人々に特別な時間を提供しています。