長崎県の離島、壱岐市郷ノ浦町の自然豊かな山間部にひっそりと佇む「パンプラス 本店」は、郷ノ浦港から車で約10分の場所に位置するベーカリーレストランです。公共交通機関を利用する場合でも、バス停「釘山公民館」からは徒歩約1分とアクセスしやすい立地であり、壱岐島の美しい風景の中で本格的なパンと食事が楽しめる隠れ家のような存在として知られています。
「パンとプラスαを追求する」をコンセプトに掲げる「パンプラス 本店」は、単なるパン屋にとどまらず、「食のオールマイティープレーヤー」として、訪れる人々の「より良く食べる」ことが「より良く生きる」ことにつながるという哲学を大切にしています。地元壱岐の豊かな食材を積極的に活用し、「島のおじいちゃん、おばあちゃんも食べられるパンを」という温かい思いを込めて、約60種類もの多彩なパンを日々手作りしています。遊び心あふれるオリジナルの入り口がお客様を出迎えるのも特徴の一つで、足を踏み入れた瞬間から特別な体験が始まります。
数あるパンの中でも、特に注目すべきは「日本初壱岐牛カレーパン」です。希少な壱岐牛を贅沢にサイコロ状にカットして使用しており、薄くカリッとした食感の生地の中に、コク深いカレーフィリングとゴロゴロとした壱岐牛の旨みが凝縮されています。このカレーパンは、2018年のカレーパングランプリで金賞を受賞し、多い日には1日2440個を売り上げた実績を持つ「パンプラス 本店」の看板商品として絶大な人気を誇ります。そのほかにも、香ばしい「塩パン」など、地元の恵みを活かした独創的なパンが多数並びます。ベーカリーとしてだけでなく、ランチメニューも提供しており、パンと共にゆっくりと食事を楽しむことができます。
店内にはイートインスペースが設けられており、購入したパンやランチをその場で味わうことが可能です。特に、お子様連れのお客様に配慮した「キッズスペース」が完備されている点は、家族で安心して利用できる大きな魅力となっています。さらに、開放的なテラス席も用意されており、壱岐の心地よい自然を感じながら食事を堪能することができます。
実店舗での販売に加え、遠方のお客様にも「パンプラス 本店」の味を届けたいという思いから、オンラインショップでの通販も展開しています。特に壱岐牛カレーパンはオンラインでも人気が高く、自宅で手軽に専門店の味を楽しむことができます。また、パン作りへの情熱を分かち合う「パン教室」も開催されることがあり、食を通じて地域との交流を深める場を提供しています。お客様への細やかな心遣いが随所に感じられる「パンプラス 本店」は、壱岐島を訪れる人々にとって、忘れられない食の体験を提供し続けています。