長崎県の中心部、長崎市銅座町に位置する「北沢三丁目」は、観光通駅から徒歩約1分というアクセス至便な立地にある焼き鳥の専門店です。銅座にある「かにや」の隣、クレイン銅座ビルの201号室に店を構え、隠れ家のような落ち着いた雰囲気が漂います。長崎電気軌道の観光通駅のほか、西浜町駅や新地中華街駅からも徒歩数分圏内と、公共交通機関での来店にも便利な場所ですが、専用駐車場はないため、近隣のコインパーキングなどの利用が推奨されます。
店内は、カウンター席を中心に、テーブル席が一つ用意されたこじんまりとした空間で、総席数は13席と限られています。このアットホームな雰囲気の中で、店主がお客様一人ひとりに合わせた最高の焼き加減で串を提供するスタイルが特徴です。東京の下北沢にある有名店で腕を磨いたという店主の確かな技術と、こだわり抜かれた鶏肉、そして新鮮な長崎野菜が織りなす串の数々は、訪れる人々を魅了しています。特に、長崎では珍しい希少部位である「ちょうちん」は、その独特の食感と濃厚な味わいから、この店を象徴する人気メニューの一つとされています。卵巣の中にある卵と輸卵管を串にしたもので、これを求めて来店するお客様も少なくありません。
「北沢三丁目」のメニューは、基本的には店主おまかせのコース形式で提供されます。お客様が「ストップ」と言うまで次々と旬の串が供されるため、様々な部位や味を最適な状態で楽しむことができます。コースには、焼き鳥のほかにも、サラダ、かにみそ豆腐、白レバーのオイル漬け、梅ささみ、ハツ、せせり、長崎野菜、にんにくの芽、レバー、つくね、チーズもち、うずらの卵などが含まれることがあり、〆には濃厚なちょうちんが乗ったミニTKG(たまごかけごはん)も用意されています。ディナーの予算は、一人あたり4,000円から4,999円程度が目安とされており、中には2時間の飲み放題が付いた5,000円(税込)のコースも提供されています。コストパフォーマンスの良さも多くの利用者に評価されており、心ゆくまで料理とドリンクを堪能できます。
特別なサービスとして、遊び心あふれる「試験管で飲めるお酒」が用意されており、まるでロシアンルーレットのような感覚で楽しいひとときを過ごすことができます。また、おまかせコースでありながらも、食べられないものや苦手な食材があれば事前に伝えることで柔軟に対応してくれるなど、お客様への細やかな配慮も人気の理由です。深夜まで営業している日もあり、仕事帰りや二軒目としての利用にも適しています。月曜日から土曜日、祝日、祝前日は18時から翌1時(料理・ドリンクのラストオーダーは翌0時)まで営業しており、金曜日と土曜日、祝前日には翌2時、または翌3時まで開いている場合もあるようです。日曜日が定休日ですが、まれに不定休となることもあります。カウンター席がメインのため、特に週末や混雑が予想される時間帯は事前予約が推奨されます。