福岡県北九州市八幡東区中央二丁目、賑やかな中央町商店街のアーケード内に位置する「八幡izakaya1901」は、JRスペースワールド駅から徒歩約13分から15分程度の距離にあり、ひときわ目を引く赤い看板が目印の居酒屋です。2018年8月の開業以来、「全国のご当地餃子が食べられる」という他に類を見ないコンセプトで、地域内外から注目を集めています。
この店では、日本各地の特色ある餃子を一堂に会して味わうことができます。中でも、八幡発祥の鉄なべ餃子である「八幡1901餃子」は、オーナー夫妻が試行錯誤を重ねて生み出した、まさに看板メニューです。熱々に熱せられた鉄なべに載せて提供される餃子は、カリカリに焼き上げられた薄めの皮が香ばしく、特製のゆず胡椒や手作りの辛味噌を添えて食すのがおすすめです。この独自の食べ方は「八幡流」として親しまれています。
定番の「八幡1901餃子」に加えて、「津山黒豚餃子」、「津ぎょうざ」、「浜松餃子」、「伊那餃子」、「すその水ギョーザ」、「かわさき餃子」、「福島円盤餃子」、「仙台あおば餃子」など、常時9種類ものご当地餃子がメニューに並びます。さらに、「八幡焼結辛みそ餃子」や、テレビ番組でも好評を博した「島とうがらし餃子」など、個性豊かな手作り餃子も提供されています。時期によっては新しいご当地餃子が登場することもあり、訪れるたびに異なる味の発見が楽しめるでしょう。
餃子以外にも、ニンニクの風味が効いた手作りの唐揚げや、新鮮で柔らかさが自慢のイカバターなど、居酒屋ならではの豊富な一品料理が揃っています。ドリンクメニューも充実しており、地元の銘酒「天心」や、ビール愛好家にはたまらない「赤星」など、料理との相性を考えた幅広いラインナップが用意されています。
店内は、訪れる人々を温かく迎え入れるアットホームな雰囲気に包まれています。座席は、通常のテーブル席と、足を伸ばしてくつろげる掘りごたつ席が用意されており、掘りごたつ席は4名がけが2卓設けられています。総席数は16席で、少人数での利用から友人との賑やかな集まりまで、様々なシーンに対応可能です。お子様連れの来店も大歓迎されており、家族で気軽に食事を楽しめる居心地の良い空間が提供されています。
予算は一人あたり2,000円から3,000円程度で、全国各地の美味しい餃子と豊富なお酒をリーズナブルに楽しむことができます。来店前には、インターネットからの予約も利用でき、スムーズな入店が可能です。
「八幡izakaya1901」のオーナーは、生まれ育った八幡東区の地域活性化に尽力しており、「食を通じて町おこしをしたい」「餃子をきっかけに八幡を全国に広めたい」という熱い思いを抱いています。八幡ぎょうざ協議会に加盟し、地域イベントへも積極的に参加するなど、地元に密着した活動を展開しています。そのユニークなコンセプトと質の高い料理は、過去に複数のテレビ番組で紹介されるなど、メディアからも高く評価され、地元のランドマーク的な存在として多くの人々から愛されています。
地域貢献にも力を入れており、「消防団応援の店」として、消防団員の方々には特典を提供しています。また、地元のプロサッカークラブ「ギラヴァンツ北九州」のサポートショップでもあり、ユニフォーム着用や試合観戦チケットの提示で特別なサービスを受けることができます。このような多岐にわたる取り組みは、地域社会への貢献を重んじる店の姿勢を示しています。
北九州市八幡東区中央という立地で、全国各地の多種多様なご当地餃子を一度に堪能できる「八幡izakaya1901」は、友人との飲み会、家族での夕食、または一人での気軽な立ち寄りなど、あらゆる場面で利用できる、地域に根ざした魅力あふれる居酒屋です。