福岡県うきは市吉井町232-2に位置する「つしま海道」は、JR久大本線筑後吉井駅から徒歩3分から5分圏内というアクセスしやすい場所にあり、西鉄バス20系統の吉井駅前バス停からは徒歩わずか1分と、公共交通機関を利用して訪れる方にも便利な立地です。専用の駐車場も完備されており、車での来店も可能です。
このお店の最大の特徴は、長崎県対馬出身の店主が腕を振るう、対馬の郷土料理と新鮮な魚介を堪能できる点にあります。うきはにいながらにして、対馬の文化と味覚を感じられる貴重な存在として親しまれています。店内は一軒家レストランの趣があり、落ち着いた空間が広がります。カウンター席や、靴を脱いでくつろげる座敷席が用意されており、少人数でも気軽に利用できます。さらに、2人から4人まで利用可能な個室も完備されているため、プライベートな食事や大切な方との会食にも適しています。二階には宴会にも対応できる広間があるとも言われており、様々なシーンで活用できる懐の深さも持ち合わせています。
「つしま海道」は、そのコンセプトに違わず、対馬の伝統的な家庭料理をメニューに取り入れています。中でも人気を集めるのが、豚肉と野菜を特製の甘辛いタレで炒めた「とんちゃん」。この手作りのタレはご飯との相性が抜群で、多くのリピーターを惹きつけています。「とんちゃん定食」として提供され、昼夜問わず人気の品です。また、「対馬ちゃんぽん」も看板メニューの一つで、カツオやイワシ、昆布などから丁寧にとった出汁が効いたスープが特徴です。具材の上に生卵が割り入れられており、これを崩しながら食べるのが対馬ちゃんぽんならではの味わい方とされています。その他にも、サツマイモから作られた麺を使用し、もちもちとした食感がクセになる対馬の保存食「六兵衛汁(ろくべえじる)」など、珍しい郷土料理を福岡県内で味わえる数少ないお店として知られています。「ゴマサバ定食」や「刺身定食」など、新鮮な魚介を活かした定食メニューも充実しています。
ランチタイムは11時から14時まで、ディナータイムは17時から22時まで営業しており、不定休となっています。ランチの予算は千円未満から千円台、ディナーは千円台から三千円台と、幅広い価格帯で利用できます。支払いはJCB、AMEX、Dinersなどのクレジットカードや、PayPayなどの電子マネーも利用可能です。店内は全席喫煙可能とされており、喫煙者にとっては貴重な選択肢の一つとなるでしょう。一人でも立ち寄りやすい雰囲気があり、知人や友人との食事にもよく利用されています。