福岡市中央区大名に位置する「SANCHO PANZA(サンチョパンサ)」は、スペインと中南米の本格的な家庭料理を堪能できるカフェレストランです。天神駅から徒歩5分、西鉄福岡(天神)駅からは徒歩7分ほどのDAIMYO11511ビル5階にあり、アクセスしやすい立地も魅力です。ラテンの雰囲気が漂う異空間で、本場の味を体験できると評判です。
お店の特徴は、そのコンセプトにあります。NPO法人ティエンポ・イベロアメリカーノが運営しており、海外から定期的にラテン料理のシェフを招いているため、現地の味が忠実に再現されています。シェフは年ごとに替わることもあり、同じメニューでもその時々で異なる味わいを楽しめるのも、訪れる人々を飽きさせない要素となっています。店内にはサルサやタンゴといったラテン音楽が流れ、アルゼンチンのアーティストがコーディネートを手がけた空間は、木材、セメント、タイルアートなどを融合させた明るく開放的な雰囲気を醸し出しています。
メニューは、ディナーを中心に多岐にわたります。スペイン料理の定番であるパエリアは、サンチョパエリア、バレンシア風パエリア、イカ墨のパエリアなどがあり、魚介がたっぷりと使われたこだわりの一品です。大人数での利用時には大鍋パエリアも楽しめます。メキシカンタコスは、トウモロコシの粉から作るトルティーヤで包まれた本場の味が自慢で、子供から大人まで人気です。その他にも、アヒージョ、チョリソーとポテトのオーブン焼き、スペイン産生ハムのハモンハムとサラミのチーズの前菜、カマンベールチーズのフリットとクリームチーズのサラダ、ペルー風鶏肉の黄唐辛子煮込み「アヒ・デ・ガシーナ」など、バラエティ豊かなスペイン・中南米料理が揃います。デザートにも力が入れられており、本日のデザートの他、フォンダンショコラや数種類のアイスクリームも用意されています。ドリンクメニューも豊富で、スペインや中南米のワイン、カクテル、自家製サングリアなどが充実しており、料理とのペアリングも楽しめます。平均予算は、通常平均で3,500円程度、宴会平均も3,500円程度です。
座席は、総席数50席と広々としており、多様なシーンに対応可能です。店内にはテーブル席やカウンター席、ソファー席があり、広々と間隔がとられています。特筆すべきは、2名から6名まで利用できるテーブル個室があることです。また、都市の中心部にありながら200平米もの広さを誇るテラス席も魅力の一つです。緑に囲まれた開放的な空間で、静かにくつろぐことができます。夏の時期にはテラスでのBBQも楽しめます。テラス席の一部は喫煙スペースとしても利用可能です。
特別なサービスとして、週末の夜にはプロダンサーによる本場のダンスパフォーマンスがチャージ無料で楽しめることがあります。これは、NPO法人ティエンポ・イベロアメリカーノに定期的に来日するアーティストによるもので、食事をしながらラテン文化を肌で感じられる貴重な機会です。また、結婚式の二次会やバースデーパーティー、会社やサークルの親睦会など、予算や要望に応じた貸切予約も受け付けており、貸切の場合には広いテラス席での食事も可能です。ギター演奏など、特別な演出についても柔軟に対応してもらえます。土日祝日はランチ営業も行っており、お得なセットメニューやワンコインランチ、少食の方向けのミニランチも用意されています。特にランチでは、約10種類のメニューから選べることが多く、ボリュームも満足度が高いと評判です。