福岡市中央区港に位置する「すし幸はなれ」は、創業50余年の歴史を持つ「すし幸」が手掛けるお食事処です。2020年10月に、仕出し専門店として移転した本店の2階に、お客様からの要望に応える形でオープンしました。新鮮な海の幸を堪能できる本格的な寿司店として、地域に根ざした存在です。
アクセスは、福岡市営地下鉄空港線の大濠公園駅4番出口から徒歩約10分と、散策がてら訪れるのに便利な立地です。また、西鉄バス68番の港郵便局前バス停からは徒歩約2分と、バスを利用する方にとってもアクセスしやすい場所にあります。車を利用する場合には、福岡北九州都市高速道路の西公園出入口から約2分で到着し、店舗には駐車スペースも設けられていますが、数に限りがあるため、満車の場合は近隣のコインパーキングの利用が推奨されています。
「すし幸はなれ」のコンセプトは、圧倒的なコストパフォーマンスで上質な料理を提供することにあります。長浜魚市場で水揚げされたばかりの新鮮なネタを厳選し、熟練の職人が一つ一つ丁寧に握ることで、唯一無二の絶妙な味わいを生み出しています。また、季節の移ろいを料理で感じられるよう、旬の食材を取り入れたメニュー作りにもこだわりが見られます。店内は、窓から港の景色を眺められる開放的な空間で、特にカウンター席からはその景色を存分に楽しむことができます。落ち着いた雰囲気の中で、ゆったりと食事の時間を過ごすことができるでしょう。
メニューは、厳選された3つの主要な御膳料理を中心に構成されています。いずれも2,530円(税込)で提供されており、価格以上の満足感が得られると評判です。代表的なメニューとしては、「寿司御膳」が挙げられます。とろ、ウニ、いくら、そしてその時期最も美味しい旬のネタが盛り込まれており、焼き立ての穴子をパリパリの海苔で巻いて味わう趣向も凝らされています。次に、「鰻のせいろ蒸し御膳」は、寿司屋でありながらも鰻へのこだわりが感じられる逸品です。毎月内容が変わる手作りの松花堂が添えられ、せいろ蒸しと共に豊かな味わいを提供します。そして、珍しい「ステーキ御膳」は、店頭に牛ののぼりが掲げられた日のみに登場する特別なメニューです。国産黒毛和牛を使用した質の高いステーキで、毎日提供できないほど原価をかけているため、出会えた際にはぜひ味わっておきたい一品です。その他、とろたく巻、かっぱ巻、納豆巻、明太細巻、博多献上太巻といった巻き物や、茶碗蒸しなども用意されています。アルコール類やジュース類の提供はなく、温かいお茶、冷たいお茶、ミネラルウォーターのみが提供される点も特徴の一つです。
店内の座席は、カウンター席とテーブル席合わせて約15~16席が用意されています。カウンター席は港の景色を眺めながら職人の技を間近で見ることができ、テーブル席は4人掛けが2卓、2人掛けが1卓配置されています。個室や座敷、ソファ席、掘りごたつ席はありませんが、落ち着いた空間で食事が楽しめるよう配慮されています。最大16名までの予約が可能で、着席時には18名まで収容できる宴会にも対応可能です。
お子様連れのお客様も歓迎されており、乳児から未就学児、小学生まで年齢を問わず利用でき、ベビーカーでの入店も可能です。家族での利用にも適した環境が整っています。また、テイクアウトやデリバリーサービスも行っており、自宅や職場でも「すし幸」の味を楽しむことができます。支払いは、各種クレジットカード(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)、電子マネー(QUICPay)、QRコード決済(PayPay)が利用可能です。衛生面においても、入店時の検温や手指消毒、客席間の仕切り設置、換気設備の利用など、感染症対策が徹底されており、安心して食事を楽しめる環境が提供されています。