福岡県福岡市博多区中洲に位置する「博多肉色」は、中洲の多門通りにひっそりと佇む隠れ家のような馬肉専門の飲食店です。最寄り駅である福岡市営地下鉄中洲川端駅の4番出口からは徒歩約4分と、アクセスしやすい場所にあります。また、西鉄バスの「東中洲」バス停からも徒歩約5分と、公共交通機関を利用して訪れるにも便利です。周辺は中洲の活気あるエリアでありながら、落ち着いた雰囲気の中で食事と会話を楽しめる空間が提供されています。
「博多肉色」の大きな特徴は、提供される馬肉の品質にあります。地元福岡の浮羽産にこだわった馬肉は、一切冷凍せずに生で仕入れられているため、一般的な馬肉にありがちなシャリシャリとした食感やクセがなく、馬肉本来の旨味が存分に味わえるのが魅力です。鮮やかな肉色と柔らかさも自慢であり、牛肉に比べてヘルシーであることから、健康志向の方や女性にも好評です。
提供されるメニューの中心は、鮮度抜群の馬刺しです。特上霜降り馬刺しは、見事なまでの霜降りと口の中でとろけるような食感が特徴で、霜降りと赤身のバランスが絶妙な霜降り馬刺し、あっさりとした中にもほのかな甘みを感じる赤身上馬刺しなど、多様な部位や味わいが楽しめます。オンラインショップでも馬刺しのセットが販売されており、赤身(ヒレ)、タテガミ、フタエゴ、特上霜降り、レバー、ハツといった様々な部位が用意されています。馬刺し以外にも、馬肉のレバ刺しや、馬のシャトーブリアンのレアカツといった希少な部位や調理法で提供される逸品も人気を集めています。特に馬のシャトーブリアンのレアカツは、美しい紅色の断面が食欲をそそり、梅肉やスモークチーズ、大葉と一緒に味わうことで、様々な風味の変化を楽しめる一品として知られています。また、博多名物である「博多塩もつ鍋」もメニューにあり、馬肉料理と共に九州の味を堪能できます。アラカルトでの注文も可能ですが、おまかせコースも用意されており、13,000円と15,000円の2種類があります。これらのコースには、先付け、馬刺し、揚げ物または焼き物、ご飯もの(握りまたはユッケ丼、桜握り)、フルーツが含まれており、特に15,000円のコースでは桜ユッケまたは桜納豆(海苔、キムチ付)も提供されます。
店内の座席数は合計で18席とコンパクトながら、落ち着いた雰囲気の中で食事ができるよう配慮されています。座席はカウンター席と個室に分かれており、特に個室は2名から利用可能で、接待や会食、大切な人との語らいにも適したプライベートな空間が提供されています。カウンター席では、店主と会話を楽しみながら食事をするスタイルも可能です。店内はリニューアルオープンを経て、より落ち着いた雰囲気に生まれ変わったとされており、大人な時間を過ごしたい客層に支持されています。
「博多肉色」の営業時間は18:00から0:00までで、日曜日は定休日です。深夜1時以降は完全予約制となります。支払い方法には、Visa、MasterCard、JCBなどの主要なクレジットカード、電子マネーのiD、QRコード決済のPayPayが利用可能です。地域の縁をつなぎ、広げる料理を提供したいという店主の想いが込められた「博多肉色」は、純国産の新鮮な馬肉を通じて、特別な食体験を提供し続けています。