福岡市城南区七隈に位置する「酒とお食事の店 わたなべ」は、地下鉄七隈線七隈駅から徒歩約1分の好立地にある定食屋として親しまれています。大通りに面しており、訪れやすい雰囲気が特徴です。創業は1974年と長く、地域に根差した老舗として知られ、特に福岡大学の学生を中心に多くの人々の胃袋を支えてきました。店内は常に清掃が行き届いており、清潔感があります。カウンター席とテーブル席が用意されており、一人でも気軽に利用でき、また少人数のグループでも食事を楽しむことができます。個室の用意はありませんが、アットホームな空間でくつろぎながら食事ができるでしょう。駐車スペースも店舗裏手に確保されており、車でのアクセスも便利です。
この店の最大の特徴は、そのボリューム満点の料理と、学生にお腹いっぱい食べてもらいたいという店主の温かい想いです。看板メニューとしてメディアにも多数取り上げられているのが「チョモランマちゃんぽん」です。その名の通り、山のように高く盛られた野菜が圧巻の一品で、麺がなかなか見えないほどのボリュームを誇ります。この「チョモランマちゃんぽん」は、通常のちゃんぽん(600円程度)でも十分な量がありますが、「チョモランマちゃんぽん」は麺が2玉、野菜も多めに入り、1,080円(税込)で提供されています。スープは鶏ガラと豚骨をベースにした、旨味とコクのある味わいが特徴で、炒めた野菜の甘みが溶け込んでいます。野菜はシャキシャキとした食感を残し、特に昔ながらの細いモヤシが使われている点が懐かしさを感じさせます。
ちゃんぽん以外にも、豊富な定食メニューが揃っています。人気のメニューには、自家製タレで酸味控えめに仕上げられた「酢豚定食」(830円)、肉と野菜がたっぷりでヘルシーな「肉炒め定食」(830円)、デカ盛りで知られる「唐揚定食・ご飯大盛り」(910円)などがあります。これらの定食には、サラダやみそ汁、漬物、ご飯が付いており、単品での注文も可能です。丼物も充実しており、「玉子丼」や「カツ丼」、「わたなべライス」など、どれもボリューム満点で、大盛りも選択できます。麺類では「ラーメン」(430円)や、ちゃんぽんの具材とラーメンの麺を組み合わせた「ちゃんメン」(860円)も提供されており、様々な好みに応えるメニュー構成です。
夜はお酒とともに一品料理を楽しむこともでき、おつまみメニューも用意されています。支払いは現金のみで、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済には対応していません。来店する際は、最新の営業時間や定休日を確認することをおすすめします。温かい雰囲気の中で、お腹いっぱいの美味しい食事を楽しめる地域密着型の食堂として、地元の人々に愛され続けています。