福岡県筑紫野市むさしヶ丘に店を構える「ふくから」は、酒屋が手掛けるこだわりの唐揚げ専門店です。西鉄天神大牟田線の朝倉街道駅からは徒歩約18分、JR鹿児島本線の天拝山駅からは徒歩約17分、車では10分ほどの距離に位置しています。
この店の最大の特徴は、酒屋ならではの発想から生まれた「大吟醸仕込み唐揚げ」です。国産の若鶏を、酒の最高峰である大吟醸と、酒蔵から特別に取り寄せた米麹を使用して作られた手造りの塩麹・醤油麹にじっくりと漬け込んでいます。この丁寧な仕込みにより、鶏肉本来の旨味が引き出され、柔らかく風味豊かな味わいが生まれます。揚げ油には身体に優しいとされる米油を使用しており、サクッとした軽い食感と、後味のあっさり感が特徴です。テイクアウトを中心に営業しており、家庭の食卓の一品としてはもちろん、お弁当のおかずや行楽のお供としても多くの人々に親しまれています。
「ふくから」は、酒屋「酒のむさしや」の店舗内で営業しており、地域の住民にとって身近な存在です。営業時間は午前11時から午後7時までとなっており、ランチタイムから夕食の時間帯まで利用することができます。定休日は日曜日です。
店内は全席禁煙で、清潔感のある空間が保たれています。支払い方法は現金のみとなっています。席数は6席ほど設けられており、購入した商品をその場で味わうことも可能です。ただし、駐車場や個室、貸切サービス、飲み放題といった居酒屋のような設備やサービスは現在のところ提供されていません。あくまで唐揚げのテイクアウトをメインとした専門店というスタイルです。
酒屋が母体であることから、唐揚げに合うお酒の提案も期待できるかもしれません。こだわりの麹と大吟醸で仕込んだ絶品の唐揚げは、一度味わうとその丁寧な仕事ぶりと深い味わいの虜になることでしょう。筑紫野市を訪れた際には、ぜひ立ち寄りたい名店の一つです。