福岡県嘉麻市光代、県道沿いに位置する「嘉麻たこ」は、地産地消をテーマにしたたこ焼きのテイクアウト専門店です。2021年5月31日にオープンして以来、地域住民やたこ焼きファンに親しまれています。一軒家レストランのような佇まいの小さなお店ですが、その味へのこだわりは深く、訪れる人々を魅了し続けています。
このお店の最大の特徴は、厳選されたこだわりの食材にあります。生地には無添加のものを採用し、主役となるタコには九州近海で水揚げされた国産の生ダコを贅沢に使用しています。さらに、嘉麻市にある「小次郎の里」の「命水卵」や、地元の市場で仕入れた新鮮な朝採れネギを使うなど、地域の恵みをふんだんに取り入れているのが魅力です。これらの食材が一体となり、外はしっかり、中はとろりとした独特の食感を生み出しています。
看板メニューは、たっぷりのネギと特製の塩だれで味わう「ネギ塩大玉たこ焼き」です。たこ焼きが見えなくなるほど豪快に盛り付けられたネギの風味と、ピリッとした唐辛子のアクセントが食欲をそそります。マヨネーズとの相性も抜群で、その組み合わせは多くのファンを虜にしています。大玉で食べ応えがあり、中には大きなタコがしっかりと入っているため、満足感もひとしおです。メニューには激辛ソースのオプションもあり、辛いもの好きな方にも対応しています。
店舗はプレハブ建てのコンパクトな造りで、イートインスペースはなく、テイクアウト専門での営業となります。注文を受けてから焼き始めるため、焼き上がりまで20分ほど時間がかかる場合があります。そのため、事前に電話で予約をしておくと、待ち時間なく熱々の出来立てを受け取ることができるのでおすすめです。人気店のため、予約をしないと購入が難しいこともあるようです。
アクセスは、JR後藤寺線の下鴨生駅から車で約12分、西鉄バスの光代橋バス停からは徒歩約6分の距離にあります。駐車場は共有地が利用可能です。営業時間は11時から18時までですが、生地がなくなり次第終了となるため、早めの時間帯に訪れるのが確実です。定休日は不定休となっているため、来店前には店舗への確認が推奨されます。こだわりの食材で丁寧に作られる絶品たこ焼きを求めて、多くの人が足を運ぶ人気店です。