福岡県直方市に店を構える「手作りジェラートCHICHIYA」は、素材の良さを追求したこだわりのジェラート専門店として、地元住民のみならず遠方からのファンも多く訪れる人気店です。2010年8月に創業し、2023年9月には頓野から津田町へ移転リニューアルオープンしました。店舗のコンセプトは「幸せを運ぶジェラート」。誰もが安心して食べられるようにという想いから、乳化剤や安定剤、卵を一切使用しない無添加製法を貫いています。
CHICHIYAのジェラートの最大の特徴は、その原料へのこだわりにあります。使用する牛乳は、福岡県産の厳選された搾りたての生乳を100%使用。この特別な牛乳を使うことで、濃厚でコクがありながらも、後味は驚くほどさっぱりとした、ふんわりとろけるような滑らかな口どけを実現しています。一番人気の「搾りたてミルク」は、牛乳本来のフレッシュな風味を存分に味わえる、店の看板メニューです。
メニューは定番フレーバーに加え、地元の農家から直接仕入れた旬の果物や野菜をふんだんに使った季節限定フレーバーが豊富に揃うのも魅力の一つです。春から初夏にかけては「ざくぎりあまおう」、夏から秋には「巨峰」やいちじく「とよみつひめ」など、その時期にしか味わえない特別なジェラートが登場します。ほかにも、オーナーおすすめのスパイスが香る「ガラムマサラ」や、香ばしい「黒ごまときな粉」、定番の「コーヒー牛乳」など、常時10種類ほどの多彩なラインナップがショーケースを彩り、訪れるたびに新しい味との出会いが楽しめます。
価格はシングルサイズが400円、ダブルサイズが500円、トリプルカップが600円、そして子ども向けのキッズサイズ(250円)も用意されています(価格は変更になる場合があります)。人気のピスタチオフレーバーは、どのサイズでも追加料金50円で楽しめます。カップかコーンを選ぶことができ、テイクアウト用のカップ販売も行っているため、自宅用や手土産としても利用できます。また、事前予約でオリジナルのジェラートケーキもオーダー可能です。
移転後の店舗は、日ノ出橋の交差点角という分かりやすい立地にあります。可愛らしい外観が目印で、店舗前には小さな長椅子が並べられています。店内はカウンター席が設けられ、落ち着いた空間でジェラートを味わうことができます。
アクセスは、筑豊電気鉄道「感田駅」から徒歩圏内ですが、国道200号線沿いに位置し、6台分の広々とした駐車場も完備されているため、車での来店が便利です。ドライブの途中に立ち寄るにも最適なロケーションと言えるでしょう。
「食べたときのふわっととろけて口の中で消えるミルクの美味しさを、たくさんの人に届けたい」というオーナーの情熱とこだわりが詰まったCHICHIYAのジェラートは、子どもから大人まで、誰もが笑顔になる優しい味わいです。直方市を訪れた際には、ぜひ立ち寄りたい名店の一つです。