福岡市博多区吉塚、JR鹿児島本線および篠栗線の吉塚駅から徒歩約8分の場所に位置する「kimi 香港desserts&tea」は、香港出身のオーナーが手掛ける本格的な香港スイーツとドリンクを堪 эстетическом (aesthetic)カフェである。西林寺というお寺の向かい側にあり、異国情緒あふれるエリアに溶け込むようにして佇んでいる。2022年7月30日にオープンして以来、本場の味を求める人々や、新しいカフェ体験をしたい人々から注目を集めている。
この店の最大の魅力は、香港の伝統的なレシピを忠実に再現したスイーツの数々だ。特に人気なのが、香港の定番スイーツであるエッグタルト(香港蛋撻)で、サクサクのタルト生地と、とろりとした濃厚なカスタードの組み合わせが絶妙な一品として評判である。また、香港式ワッフルの「たまご君」も看板メニューのひとつ。外はカリッと、中はもちっとした独特の食感が特徴で、プレーンなオリジナル味のほか、ホイップクリームとチョコソースをトッピングした「生たまごクン」や、チーズとはちみつの甘じょっぱさが後を引く「ハニー&チーズたまごクン」など、多彩なバリエーションが楽しめる。配達で少し時間が経って柔らかくなった場合でも、トースターで温め直すことで、焼きたてのような食感が蘇る。
ドリンクメニューも充実しており、日本の紅茶よりも濃厚な味わいが特徴の香港式アイスレモンティーや、本場の味を再現した香港ミルクティーが人気を集めている。これらのドリンクとスイーツを一緒に味わうことで、より深く香港の食文化に触れることができるだろう。
店内は全席禁煙で、カウンター席とテーブル席を合わせて10席ほどのこぢんまりとした空間が広がる。貸切にも対応しており、20人以下の少人数での集まりにも利用可能だ。個室はないものの、落ち着いた雰囲気の中でゆっくりとティータイムを過ごすことができる。支払い方法は現金またはPayPayに対応している。
多くのメニューはテイクアウトが可能で、散策の途中に立ち寄ったり、自宅で本格的な香港の味を楽しんだりすることもできる。定休日は不定休のため、訪れる際には事前に店舗の公式インスタグラムなどで営業情報を確認することが推奨される。福岡の地で、まるで香港を旅しているかのような気分に浸れる貴重な一軒として、多くの人々に愛されている。