JR鹿児島本線春日駅から徒歩約1分の場所にある「al passo(アルパッソ)」は、隠れ家のような雰囲気を持つイタリアンレストラン兼バーです。約13年前にオープンして以来、地元の人々に親しまれてきたこの店は、イタリアで料理とバーテンダーの経験を積んだシェフが営んでいます。夜19時から翌3時まで営業しており、深夜まで食事や飲み物を楽しめるのが特徴で、仕事帰りや二軒目としての利用にも適しています。前日までに予約すれば、通常営業時間外の昼間や早めの時間帯でも対応してもらえるため、様々なシーンでの利用が可能です。
店内で提供されるのは、旬の素材を活かした本格的な創作イタリアンです。食材の特性を深く理解し、形にとらわれない自由な発想で生み出される料理は、前菜からパスタ、肉料理まで多岐にわたります。特に、ジビエ料理にも精通したシェフが手掛ける鹿肉のローストは、訪れる人々から絶品と評されています。また、パスタメニューの一例として「アンガス牛のラグーのパッケリ」が、魚料理では「鰆と〆鯖のソテー」、そして「渡り蟹のトマトソースパスタ」なども提供されています。ピザは、今流行りの厚い生地のナポリピザとは異なり、薄くてパリパリとした食感が特徴のローマピザを提供しており、イタリアの小麦粉「ファリーナ」を使用した自家製生地がその美味しさの秘訣です。「フレッシュポルチーニとサルシッチャのピザ」など、お酒と共に気軽に楽しめる一品として人気を集めています。
ドリンクメニューも豊富で、イタリア各地から厳選されたワインはもちろんのこと、スタンダードカクテルからシェフオリジナルのカクテル、さらには約300種にも及ぶシングルモルトやブランデーといった幅広い種類のお酒を取り揃えています。特に、イタリア産のジンや、日本で唯一専用サーバーから提供されるイタリアビール「モレッティ」の生ビールは、お酒にこだわりを持つ人々にも好評です。お酒と料理の相性を深く理解しているからこそできる提案力の高さも魅力の一つです。
店内は、落ち着いた雰囲気のおしゃれな空間が広がっています。総席数は15席または16席と、比較的こぢんまりとしており、カウンター席も設けられています。貸切も可能で、20名以下の少人数での利用にも対応しています。個室は設けられていませんが、ゆったりとした時間を過ごせる落ち着いた空間は、一人で気軽に立ち寄ることはもちろん、デートや友人との食事、会社の宴会など様々なシーンで利用されています。全席禁煙ですが、店外での喫煙スペースが用意されているため、喫煙者も配慮されています。平均予算はディナーで4,000円から4,999円、または4,500円から7,000円程度で、QRコード決済やクレジットカードも利用可能です。予約は電話やオンラインからも受け付けており、事前に予約することでスムーズな案内が期待できます。感染症対策として、入店時の体調不良者への自粛呼びかけやマスク着用依頼、店内の消毒液設置、カウンター席への仕切り、席ごとの間隔確保、非接触型決済の導入など、衛生管理にも配慮が行き届いています。