北九州市八幡東区西本町1丁目1-1、千草ホテルの本館1階に位置する「ダイニングカフェチグサ」は、ホテルならではの伝統と洗練が息づくオールデイダイニングです。JR鹿児島本線八幡駅から徒歩約8分から15分程度の距離にあり、西鉄バス停の「尾倉町」または「春の町」からは徒歩約2分と、公共交通機関でのアクセスも良好です。また、北九州都市高速の「大谷IC」からは車で約5分と車での利用にも便利で、ホテル専用の無料駐車場が約80台分完備されており、電気自動車の充電設備も備えているため、遠方からの訪問者も安心して利用できます。
店内は、バングラデシュ・アジア美術ビエンナーレ最高賞や福岡県文化賞を受賞したアーティスト、江上計太氏による壁画に囲まれた、コンテンポラリーでスタイリッシュな空間が広がっています。白を基調とした洗練されたデザイナーズ空間は、中庭の石庭テラスから差し込む柔らかな自然光が心地よく、開放的な雰囲気を演出しています。落ち着いた雰囲気でありながら、友人や家族との賑やかな会話も楽しめる居心地の良さが魅力で、おひとり様からご家族連れ、グループでの利用まで、幅広いシーンに対応しています。
「ダイニングカフェチグサ」のコンセプトは「地産地消」と「国産国消」。地元の新鮮な食材や九州近郊で採れる魚介類、そして国産の厳選素材を積極的に取り入れ、手作りにこだわり丁寧に調理されたメニューを提供しています。千草ホテルに代々伝わる秘伝のレシピで作り上げられた伝統的な洋食をはじめ、フレンチや和食の要素を取り入れた多岐にわたるジャンルの料理をカジュアルに楽しむことができます。
メニューの中心となるのは、ランチタイムに提供される「シェフズランチ」です。こちらは月替わりで内容が変わり、その時々の旬の食材を活かした本格的な洋食を堪能できる人気のメニューです。ランチには、充実したサラダバーとドリンクバーがセットになっており、新鮮な野菜や海藻、ポテトサラダ、マカロニサラダなど、種類豊富なサラダを心ゆくまで味わえます。温かいスープが付くセットも用意されています。その他、国産牛と南州豚を配合し、肉本来の旨味を引き出したオリジナルハンバーグや、きめ細やかな大根おろしと風味豊かな大葉を添えた大葉おろしハンバーグも選べます。
アラカルトメニューとしては、食べ応えのある海老フライや、特製のデミグラスソースで仕上げた洋風デミグラスハンバーグ、じっくり煮込んだ千草オリジナルビーフカレー、こだわりの香味野菜と赤ワインで煮込んだボロネーゼパスタなど、多彩な洋食が揃っています。また、「九州御膳シリーズ」として、玄海アジフライ&関門ポーク御膳、伊萬里牛ステーキ御膳、豊後どりの唐揚げ御膳など、九州各県の特色を活かした和食膳も提供されており、小さなお子様からご年配の方まで、幅広い世代の好みに合わせた選択が可能です。お子様メニューとしてキッズプレートも用意されています。
カフェ利用としては、マイルドブレンドコーヒーなどのドリンクメニューの他、ミニデザートプレートも楽しめます。特に注目すべきは、世界最高峰のスペシャリティコーヒーとして知られる「カップ・オブ・エクセレンス」入賞豆を使用した特別な“クラフト”コーヒーも提供されている点です。希少な豆を職人の技で丁寧に淹れた一杯は、コーヒー愛好家にもおすすめです。
テイクアウトメニューも充実しており、自宅やオフィスでも千草ホテルの味を楽しむことができます。国産牛のステーキ弁当、洋風デミグラスハンバーグ弁当、ビーフステーキ&ガーリックピラフセット、大海老フライ&海老ピラフセット、伝統の千草オリジナルビーフカレー、ボロネーゼパスタなど、幅広いラインナップが魅力です。
座席は総席数約38席を備え、ゆったりと食事を楽しめる配置となっています。個室は設けられていませんが、開放的な空間でプライベート感も保ちつつ、食事を堪能できます。予約は電話や主要なグルメサイトから可能で、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済にも対応しており、利便性の高いサービスを提供しています。お子様連れでの来店も歓迎されており、ベビーカーでの入店も可能です。
「ダイニングカフェチグサ」は、ホテルならではの上質な料理とサービスを、気軽に楽しめるカフェスタイルで提供する、北九州市八幡東区の隠れた名店と言えるでしょう。伝統とモダンが融合した空間で、こだわりの料理と特別なひとときを過ごすことができます。