福岡市中央区春吉、活気あふれるエリアの一角に位置する「村崎焼鳥研究所」は、そのユニークな店名が示す通り、焼き鳥への深い探求心とこだわりを感じさせる人気店です。最寄りの福岡市営地下鉄七隈線渡辺通駅からは徒歩約6分、天神南駅からも徒歩約9分とアクセスしやすい立地にあり、近隣の住吉橋からもほど近い場所に提灯の灯りが目印となります。専用駐車場はありませんが、周辺にはコインパーキングが点在しているため、車での訪問も可能です。
店内はこじんまりとしながらも活気に満ちた空間で、そのアットホームな雰囲気は多くの客で賑わいを見せています。カウンター席が中心となっており、目の前で熟練の職人が一本一本丁寧に焼き上げる様子を間近で見ながら、焼きたての串を直接提供されるスタイルは、五感で焼き鳥を堪能できる醍醐味となっています。その人気ぶりから、特に週末は予約なしでは入店が難しい場合が多く、事前の予約が推奨されています。
提供される焼き鳥は、鶏と豚肉を中心に、厳選された素材が用いられています。特に多くの客を魅了する名物の一つが「ささみのしぎ焼き」です。絶妙な火入れにより、外は香ばしくジューシーに、中はとろけるようなレアな食感に仕上げられており、この店の技が光る逸品として知られています。また、希少部位を積極的に取り入れているのも特徴で、肝とハツの間にあたる「つなぎ」や内臓の「えんがわ」は、提供量が限られるため、出会えた際にはぜひ味わいたい品々です。豚の腕と牛のおっぱいを組み合わせた「紅白」や、喉ちんこの「舌軟骨」など、他ではなかなかお目にかかれない部位も楽しめます。定番の四ツ身、せせり、皮、砂ズリ、ハツ、手羽といった鶏串から、豚バラ、豚バラ軟骨、豚てっぽうなどの豚串まで、幅広いラインナップが揃います。
串物以外にも、サイドメニューへのこだわりも見られます。「冷やしピーマン」は、シンプルに塩と胡椒で味付けされているにも関わらず、パリッとしたみずみずしい食感とピーマン本来の甘みが引き出された、箸休めにも最適な一品として評判です。食後に供される「鶏がらスープ」や「鶏の濃厚スープ」は、焼鳥で満たされた口の中を優しくリセットしてくれる、〆にぴったりの温かい一杯として人気を集めています。さらに、意外な名物として親しまれているのが、アイスを添えて提供される「たい焼き」です。香ばしい皮と甘い餡、そして冷たいアイスの組み合わせが、食事の締めくくりに心地よい余韻を残します。ドリンクメニューでは、焼酎がボトルではなく量り売りで提供されるなど、ユニークなサービスも展開されています。
料金設定は、ディナーの予算が概ね3,000円台後半から4,000円台となっており、こだわりの焼鳥を気軽に楽しめる価格帯として親しまれています。総席数はカウンター席を中心に20席程度で、個室は設けられていません。全席喫煙可能であるため、喫煙者の方も利用しやすい環境です。
「村崎焼鳥研究所」は、その名の通り、日々焼き鳥の美味しさを追求し、珍しい部位や創意工夫を凝らしたメニューを提供し続けることで、多くの食通たちを惹きつけてやまない焼鳥の聖地とも言える存在です。