北九州市小倉北区白銀に位置する「マーラータン一番」は、本格的な四川料理、特に麻辣湯を堪能できることで知られる中華料理店です。白銀ニュー第一ビルの107号にあり、本場の味を追求した麻辣湯が多くの食通を惹きつけています。最寄りのモノレール香春口三萩野駅からは南口を出て徒歩約7分とアクセスしやすく、片野駅からも徒歩約13分、南小倉駅からは徒歩約15分でたどり着けます。また、白銀町バス停からは徒歩1分と非常に近く、公共交通機関での来店にも便利です。周辺にはコインパーキングも点在しているため、車での来店も検討できるでしょう。
「マーラータン一番」の最大の魅力は、その名の通り「麻辣湯(マーラータン)」にあります。唐辛子の刺激的な辛さである「麻(マー)」と、花椒の痺れるような風味である「辣(ラー)」が絶妙なバランスで融合したスープは、まさに本場の四川の味わいを再現しています。単なる辛さだけではなく、さまざまな薬膳食材が使われているため、奥深く複雑な旨味が溶け込んでおり、体の中から温まるような感覚を味わえます。激辛おでんと意訳されることもあるほど、一度食べたら忘れられない個性が光る一品です。
こちらで提供される麻辣湯は、麺の種類や豊富な具材を自由に選べるスタイルが特徴です。お客様それぞれの好みや気分に合わせて、自分だけのオリジナル麻辣湯を創り出すことが可能です。肉類や野菜、きのこ類など多種多様な具材が用意されており、訪れるたびに新しい組み合わせを発見する楽しみがあります。特に、本場から取り寄せたこだわりの食材を使用しているため、その本格的な風味と食感を存分に楽しむことができます。麻辣湯の価格は一例として1,350円から提供されており、麺一つと具材5つを自由に選べるシステムです。麻辣湯以外にも、独特の酸味と辛味が特徴の「酸辣粉」は880円、ご飯との相性抜群の「麻婆豆腐ご飯付き」は900円、さらに「中華まぜそば」など、本格的な中華料理が幅広くラインナップされています。
一品料理も充実しており、ジューシーな「揚げ肉ウインナー」や食欲をそそる「揚げ素ウインナー」といったユニークな揚げ物から、人気の「唐揚げ5個」は468円、「豆腐炒め」は880円、「じゃがいも線切り豚肉炒め」は880円といった定番の品まで、多様なメニューが揃っています。食後のデザートには、珍しい「揚げバナナ」や、ほんのり甘い「牛乳まんじゅう」が550円で楽しめます。ドリンクは「コカ・コーラ」が250円、「梅のジュース」が300円などで用意されており、辛い麻辣湯と共に、または食後にリフレッシュするのに最適です。
店内は総席数10席とコンパクトながらも、本場の雰囲気が漂う落ち着いた空間で食事が楽しめます。オープンは2021年10月25日で、比較的新しい店舗ながらも、地元の人々や麻辣湯好きの間で着実に人気を集めています。営業時間は火曜日から日曜日、祝日、祝前日の午前11時30分から午後11時30分までとなっており、ラストオーダーは午後11時です。水曜日が定休日です。
さらに、「マーラータン一番」では、デリバリーサービスも提供しており、自宅やオフィスで本格的な麻辣湯の味を手軽に楽しむことが可能です。これにより、忙しい日や、店内でゆっくりと食事をする時間がない場合でも、専門店の味を気軽に味わうことができるのは大きな魅力と言えるでしょう。北九州で本格的な中華料理、特に痺れる辛さがクセになる麻辣湯を求めるなら、一度訪れてみる価値のある一軒です。