福岡県春日市春日公園に位置する「PAN COSAO(パンコサオ)」は、JR鹿児島本線の大野城駅から徒歩約3分(190m)、西鉄天神大牟田線の白木原駅から徒歩約6分(460m)と、駅からのアクセスに恵まれたベーカリーです。アパートの一室で営業されており、可愛らしい隠れ家のような雰囲気が特徴です。店舗は白石ビル102号室にあります。店先にはバゲットを持ったナマケモノのイラストが描かれ、来店者を和ませています。店内はターコイズブルーの壁が印象的で、黄色い照明やポップな装飾が空間のアクセントとなり、おしゃれで明るい雰囲気を醸し出しています。随所に置かれたナマケモノの置物も、お店のコンセプトに合わせた可愛らしいアクセントとなっています。2021年11月6日にオープンし、その後、2023年11月11日に西鉄春日原駅東口近くに移転リニューアルしています。移転後も、JR大野城駅からは徒歩5分圏内であり、アクセスの良さは健在です。旧店舗時代には敷地内に駐車場が1台分あり、近くにコインパーキングもありましたが、移転後の駐車場情報については事前に確認することをおすすめします。
「PAN COSAO」はパン屋であり、食事を目的としたレストランとしての座席は設けられていません。個室やカウンター席、ソファ席といった情報は確認できず、全席禁煙のテイクアウト専門の店舗として営業されています。
提供されるパンは、シンプル系、菓子パン系、総菜系など多岐にわたり、毎日40~50種類もの豊富なラインナップが店頭に並びます。店主は「パン・ナガタ本店」「メゾンカイザー」「ハイアットリージェンシー」といった名店での経験を持つ実力派で、お客さんからのリクエストに応え、次々と新しいメニューが開発されています。そのため、訪れるたびに目新しいパンに出会えるのも魅力の一つです。週ごとに使用する小麦粉を変えるといったこだわりも見られ、例えば佐賀県産小麦「ふわり」を使用したバゲットは、外はパリッと、中はふんわりとした食感が楽しめ、小さめサイズも用意されています。
特筆すべきメニューとして、「お酒のアテシリーズ」があります。「ビールのアテ」(310円)は、パンの中に大きなソーセージが包まれており、程よい塩気がビールとの相性を引き立てます。「白ワインのアテ」(230円)は、ゴルゴンゾーラチーズとはちみつの組み合わせが特徴で、ビスケットに近いザクザクとした生地が白ワインに合うとされています。さらに「焼酎のアテ」(140円)は、見た目は素朴ながらも、店主の母親が漬けたたくあんが生地に練り込まれた珍しい一品です。他にも、ベーコンとワサビを組み合わせた斬新な「わさべー」(240円)や、お隣のカフェの店員さんの名前を冠した甘すぎないチョコがたっぷりの「聖子(しょうこ)のショコラ」(250円)など、ユニークなネーミングのパンも並びます。季節や時期によって異なるかもしれませんが、「いちぢくのパン」(490円)や「贅沢が過ぎる抹茶のフレンチトースト」(290円)なども提供されていました。テイクアウト専門のため、パンの詰め合わせセット(1,000円・税込)なども用意されており、様々なパンを気軽に楽しむことができます。
営業時間は、水曜日から日曜日の8:30から18:00までで、パンがなくなり次第終了となります。定休日は月曜日と火曜日です。支払い方法としてはPayPayなどのQRコード決済に対応しています。手土産や日常の食卓を彩るパンを求める人々にとって、豊富な選択肢と個性的なパンが魅力のパン屋です。