福岡市中央区春吉、活気あふれるエリアの一角に佇む「博多 小島商店」は、中洲の人気屋台としてその名を馳せる「小島商店」が新たに手掛けた本格派居酒屋です。福岡市地下鉄七隈線天神南駅から徒歩わずか約5分という利便性の高い場所に位置しており、アクセスしやすいのも大きな魅力となっています。繁華街の中心にありながらも、落ち着いた佇まいと洗練された内装が心地よい隠れ家のような空間を演出しており、訪れる人々を日常の喧騒から解放された美食の世界へと誘います。
店内は、料理人が腕を振るう様子を間近で楽しめるカウンター席を中心に構成されており、そのライブ感あふれる雰囲気は、一人でのしっぽりとした時間から、友人や大切な人との語らいまで、様々なシーンにフィットします。総席数は13席とアットホームな規模感で、1階にはカウンター席と少数のテーブル席、2階には複数のテーブル席が配されています。残念ながら個室の用意はありませんが、2階のフロアは6名から貸切での利用も相談可能で、プライベートな宴席にも対応できる柔軟性を持っています。
「酒と肴と屋台飯」をコンセプトに掲げる「博多 小島商店」では、お客様一人ひとりのリクエストに真摯に応え、最高の食体験を提供することに心を砕いています。料理へのこだわりは深く、全国各地から厳選された旬の食材を惜しみなく使用。特に、食材の「走り」(初物)、「旬」(最盛期)、「名残」(旬の終わり)といった季節の移ろいを大切にし、その時期に最も輝く味わいを追求しています。夏には豊かな香りの鰻や上品な鱧、冬には希少な高級魚であるクエや香り高い松茸、身が詰まったカニなど、その時期ならではの贅沢な食材が登場し、訪れるたびに異なる旬の味覚を堪能できるのが醍醐味です。
メニューは、屋台の伝統を受け継ぐ品々から、洗練された創作料理まで多岐にわたります。博多名物の豚骨ラーメンは、飲んだ後の〆にも最適な一杯として親しまれています。冬場には体の芯から温まるおでん・関東煮が用意され、大根や玉子、厚揚げなど定番の具材が丁寧に煮込まれています。明太子料理は「博多 小島商店」の看板メニューの一つであり、炙り明太子やイワシ明太炭火焼、ふわふわのめんたいオムレツ、チーズ入りのめんたいオムレツ、明太とポテトのチーズ焼き、山芋と明太のふわふわ鉄板など、多彩なアレンジで楽しめます。
海鮮料理では、料理人が厳選した新鮮な魚介をふんだんに使用した刺身盛り合わせをはじめ、博多を代表するゴマサバやゴマカンパチ、旬の白子ポン酢、揚げたてのカキフライ、イクラを贅沢に乗せたタイフライ・タルタルソースなどが並びます。肉料理においては、九州の豊かな自然の中で育った松尾勝馬牧場のブランド牛「伊萬里牛」のランプステーキや赤身ステーキが特に人気を集めており、そのとろけるような食感と旨味は忘れられない一皿となるでしょう。その他にも、豚バラの炭火塩焼きやさつま地鶏の炭火焼き、鉄板出汁もつ焼きなど、素材の味を最大限に引き出した炭火焼き料理が揃います。また、サクサクとした食感とピスタチオの塩気が絶妙なピスタチオ天ぷらや、優しい酢の風味と炙ったサバの香ばしさが特徴の炙りサバの棒寿司といった独創的なメニューも提供され、訪れるたびに新しい発見と感動が待っています。
お酒の種類も豊富で、料理との相性を追求した銘柄が厳選されています。地元福岡の誇る地酒「旭菊」をはじめ、全国各地から取り寄せたこだわりの日本酒や焼酎が揃い、季節限定の特別な一本も入荷します。清涼感あふれる宮崎のジンジャー焼酎を使用したサワーなど、カクテルのような感覚で楽しめるドリンクも用意されており、幅広い好みに対応しています。
平均予算は4,000円から4,999円程度とされており、提供される料理の質の高さや店の雰囲気を考慮すると、非常に満足度の高い価格帯と言えるでしょう。各種クレジットカードはもちろんのこと、PayPayやau PAYといったQRコード決済にも対応しており、支払い方法の選択肢が広いのも現代のニーズに応えた利便性です。店内は全席禁煙となっており、クリーンで快適な空間で食事と会話を心ゆくまで楽しむことができます。中洲の屋台文化で培われたおもてなしの心と、本格的な居酒屋の料理が融合した「博多 小島商店」は、福岡の夜を彩る特別な一軒として、多くの食通たちを魅了し続けています。