福岡市西区福重に位置する「花より豚」は、本場韓国の味を堪能できる韓国料理専門店です。福岡市営七隈線橋本駅1番口から徒歩約16分、または橋本駅、下山門駅、姪浜駅からバスで約10分というアクセスに加え、店舗から徒歩60メートルほどの場所に駐車場も完備されており、様々な手段で来店しやすい立地です。
店内の雰囲気はにぎやかで活気にあふれており、清潔感も保たれています。スタッフは元気で親切な対応を心がけており、来店する人々が心地よい時間を過ごせるよう、真心こめてサービスを提供しています。家族連れにも優しく、離乳食の持ち込みが可能であったり、お子様用の食器が用意されていたり、ベビーカーでの入店も歓迎されるなど、細やかな配慮が行き届いています。
「花より豚」の大きな特徴は、福岡で初上陸とされている「チョボルグイ」を専門としている点です。チョボルグイとは、備長炭を500度の高温まで熱し、お肉の表面を素早く炙る調理法を指します。これにより、余分な脂が落ち、お肉の旨味がぎゅっと閉じ込められた、柔らかくジューシーな仕上がりを堪能できます。この炭火で炙られた豚肉の塊を、様々な薬味と一緒にサンチュに巻いて食べるサムギョプサルは、来店客に特に人気の一品です。使用される豚肉は厳選された新鮮な国産豚にこだわり、その品質の高さも自慢です。
メニューは、チョボルグイの魅力を存分に楽しめるセットメニューが充実しています。「炭火チョボルグイセット」は、生サムギョプサル、ハンジョンサル、モクサル、カルメギサル、ドゥンシムサルから好みに合わせてお肉を選べ、焼きキムチ、ミョンイナムル、パジョリ、サンム、ニンニク、サンチュ(お替り無料)などが付いており、満足度の高い内容です。〆にはチャーハンも用意されており、最後まで韓国料理の醍醐味を味わえます。また、「石焼ヤンコプチャンセット」や「塩焼ヤンコプチャンセット」では、プリプリとしたホルモンの旨みを堪能でき、こちらも〆のチャーハンで締めくくることができます。さらに、寒い季節にぴったりの「デジプルコギセット」は、石焼で提供されるプルコギをサンチュやパジョリ、唐辛子と共に楽しみ、〆には雑炊やうどんを選んで温まることができます。「プデチゲセット」は10品目の具材が入ったボリューム満点の鍋で、追加トッピングも豊富に揃えられています。
セットメニュー以外にも、単品で楽しめるお肉料理として、一度も冷凍せずに提供される「生サムギョプサル」や、良質な赤身肉の「カルメギサル」などがあります。食事を彩る一品料理には、魚介の旨味が凝縮された「海鮮チヂミ」や、ヤンニョムチキン、ハニーコンボチキンなどが並びます。チゲの種類も豊富で、「スンドゥブチゲ」や「テンジャンチゲ」、「キムチチゲ」といった定番から、「ユッケジャン」「カニチゲ」まで、多様な味わいが楽しめます。ご飯ものとして「石焼ビビンバ」「ビビンバ」「キンパ」はもちろん、「チャンジャキンパ」「クッパ」なども提供され、麺類では食事の〆に最適な「冷麺」や、辛味とごま油の香りが人気の「ビビン麺」も選べます。食後には、シナモンとバターの香りが広がる「ホットク」や、アイスを添えたホットク、きなこと黒蜜をかけた韓国のお餅「コンガルもち」、季節のソルベといったデザートも用意されており、最後まで韓国の味覚を満喫できます。ディナーの平均的な予算は、一人あたり3,000円から4,000円程度の利用が多いようです。
座席は広々としており、全体で50席が用意されていますが、個室の用意はありません。しかし、20名から50名までの貸切利用にも対応しているため、大人数での利用を検討する際にも適しています。営業時間は17時から深夜0時までで、料理のラストオーダーは23時、ドリンクは23時30分までです。不定休ですが、年末年始(12月31日から1月2日)は休業日となります。また、全席禁煙で、PayPayグルメやUber Eatsでのデリバリー、テイクアウトにも対応しており、様々なシーンでの利用が可能です。