福岡市博多区中洲、ゲイツビル7階に位置する「博多水炊き大和」は、博多の郷土料理である水炊きを気軽に楽しめる専門店です。福岡市営地下鉄空港線中洲川端駅の4番出口から直結しており、雨の日でも濡れることなくアクセスできます。福岡空港からは地下鉄で約9分、JR博多駅からは約3分という利便性の高い立地も魅力で、博多観光や出張のディナーにも適しています。近隣には有料のゲイツビル駐車場も利用可能です。
2024年春には本館の隣に新館がオープンし、82席のテーブル席が増設されました。これにより、本館と新館合わせて総席数139席となり、団体での利用や貸し切りにも対応できるようになりました。宴会や会社の飲み会、送別会、歓迎会、接待など、様々なシーンで利用できる幅広い座席タイプが用意されています。店内は落ち着いた雰囲気を基調とし、木目調のフローリングタイルや和柄のクロス、和調の金色パターンが施された間仕切りパネルなど、高級感を演出しながらも老若男女問わずくつろげる空間が広がっています。特に、料理が際立つようデザインされたテーブルや、入店時のアプローチのデザインにもこだわりが感じられます。
「博多水炊き大和」の最大のこだわりは、独自製法で8時間以上かけてじっくりと炊き上げる「はかた地どり」の濃厚な白濁スープです。調味料を一切使用せず、鶏本来の旨味と香りを最大限に引き出したこのスープは、一口目から奥深い味わいを堪能できます。水炊きは一人前から注文可能で、2,600円(税込2,860円)から提供されています。また、水炊きによく合う自家製の甘いポン酢も特徴の一つで、酸味を抑え、スープの旨味を一層引き立てるように工夫されています。
水炊き以外にも、九州各地の郷土料理や博多グルメが豊富に揃っています。熊本の馬刺し屋から直送される新鮮な「鮮馬刺し盛り合わせ」は3,500円(税込3,850円)、博多名物の「博多胡麻鯖」は1,200円(税込1,320円)、ジューシーな「鶏もも肉の唐揚げ」は800円(税込880円)、「博多明太子の玉子焼き」は800円(税込880円)、「博多がめ煮」は700円(税込770円)など、多彩な一品料理が楽しめます。はかた地どりを使用した「棒々鶏」や「もも炙り熟成醤油漬け」も人気です。
コース料理も充実しており、「博多水炊き」をメインに、旬の味覚を盛り込んだコースが4,000円から用意されています。例えば、全8品のコースには、前菜3種盛り合わせ、糸島産豚しゃぶの梅サラダ、博多胡麻鯖、鮮馬刺しの盛り合わせ、はかた地どりもも焼き、名物博多水炊き、選べる〆(たまご雑炊・ちぢれ麺・チーズリゾット)、黒糖わらび餅と八女茶などが含まれるものもあります。飲み放題はコースにプラス1,000円から追加でき、福岡の酒蔵を中心とした日本酒(吟醸・大吟醸)や九州ならではの芋焼酎など、豊富なラインナップが揃っています。大和オリジナルの焼酎も用意されており、料理との相性も抜群です。
座席は、一人でも気軽に利用できるカウンター席(7席)のほか、テーブル席(16席)や掘りごたつ席(最大50名まで貸切可能)があります。特に団体利用に適した掘りごたつ席は、2名から22名まで柔軟に組み合わせが可能で、最大10名まで利用できる個室も完備されています。簡易的な仕切りで最大20名まで対応できる空間も用意されており、多様なニーズに応えます。予約は電話での要望が推奨されており、2名での利用の場合は基本的にカウンター席への案内となることがあります。
営業時間は17:00から24:00までで、ラストオーダーは料理が23:00、ドリンクが23:30です。不定休ですが、お盆、ゴールデンウィーク、年末年始も営業しているため、長期休暇中の利用も可能です。店内は全席禁煙ですが、店外に専用の喫煙室が設けられています。利用可能なクレジットカードはVISA、Mastercard、AMEX、Diners、JCBで、PayPayなどのQRコード決済も利用できます。
「博多水炊き大和」は、地元のビジネス利用から観光客まで、幅広い層に「博多の旨かもん」を堪能してもらうことをコンセプトにしています。福岡PayPayドームや福岡サンパレスホールでのライブ後にも立ち寄りやすく、接待や大切な人との食事、友人との会食、さらには一人での利用まで、様々なシーンで博多の味覚を心ゆくまで楽しめるお店です。