福岡市中央区清川に佇む「居酒屋 すず兼」は、地下鉄七隈線の渡辺通駅から徒歩およそ5分、また西鉄天神大牟田線の薬院駅からも徒歩9分圏内という利便性の高い場所に位置しています。日赤通りや平行する県道からは一本入った路地裏のマンション一階にありながら、その上質な佇まいが目を引く隠れ家のような存在です。上品な縦格子の引き戸が和風割烹のような格式を感じさせつつも、「居酒屋」の看板が肩肘張らない雰囲気を醸し出しています。
店内は2017年のオープン以来、清潔感が保たれており、和モダンな洗練された空間が広がっています。一枚板が使用されたカウンター席は一人でも気軽に立ち寄れる雰囲気で、テーブル席は半個室風の造りとなっており、周囲を気にせず落ち着いて食事を楽しめる設計です。加えて、少人数から利用できる個室も完備されているため、様々なシーンに合わせて利用できるのが魅力です。デートや友人との食事はもちろん、接待や宴会といったビジネスシーンにも対応できる汎用性の高い空間が提供されています。
料理は、店主がしっかりとしたお店で修行を積んだことがうかがえる本格的な品々が揃っています。ランチタイムは平日限定で、定番の「アジフライ」や「お刺身」、「豚しょうが焼」といった定食が提供されており、「アジフライ」と「お刺身」に唐揚げも付く「よくばり定食」なども人気で、ご飯のおかわりが自由という点も好評を得ています。昼の予算は千円程度で、手軽に本格的な和食を楽しめるのが魅力です。
ディナータイムには、旬の新鮮な魚介を使った刺身や握り寿司、九州の地酒が豊富に用意されており、海鮮好きにはたまらないラインナップです。アラカルトメニューも充実しており、「たこぶつの唐揚げ」や「鶏もも柚子こしょう焼」、「あじ納豆」など、お酒が進む逸品が揃います。さらに、佐賀県産の「はねにんにく天ぷら」や、手間暇かけて作られた「骨なし豚足」、ふわふわとした食感が特徴の「山芋鉄板」といったユニークなメニューも楽しめます。予算は3,000円から5,000円程度で、上質な料理を気軽に味わえる価格帯となっています。
「居酒屋 すず兼」は、外観から受ける高級な印象とは異なり、どのメニューも日常使いしやすい価格設定がされており、幅広い層から支持されています。主要な電子マネーであるPayPayに加え、JCBやAMEXなどのクレジットカードも利用可能です。また、店内には分煙の対策がとられており、喫煙者も非喫煙者も快適に過ごせるよう配慮されています。駐車場は完備されていませんが、公共交通機関からのアクセスが良い場所にあるため、様々なシーンで訪れやすい一軒です。