福岡市中央区赤坂、昭和通り沿いのセンチュリー赤坂門ビル1階に位置する「モンゴル薬膳鍋 昭和通り店」は、地下鉄空港線赤坂駅1番口から徒歩約5分、またバス停「法務局前」からは徒歩約2分というアクセスしやすい立地が魅力です。内モンゴル出身の料理人が腕を振るうこの店は、福岡で薬膳鍋をいち早く紹介した先駆け的存在として知られ、創業から10年以上にわたり地元の人々に愛され続けています。
店内は、モンゴルの移動式住居であるゲルをイメージした空間が広がり、壁には遊牧民の暮らしの映像が映し出されるなど、異国情緒あふれるノスタルジックな雰囲気が漂います。健康を意識した「薬膳」をコンセプトにしており、ヘルシー志向の方や、デトックス、アンチエイジングに関心のある方々にも支持されています。
店の看板メニューである『薬膳鍋』は、自分好みの味を追求できるのが最大の特徴です。スープは、麻辣、きのこ、鶏ガラ、トマトの4種類から選ぶことができ、特に麻辣スープは「薄辛」「中辛」「超辛」と辛さを調整できるため、好みに合わせて様々な味わいを楽しめます。さらに、練りごまやきのこみそ、ラー油、刻みネギなど、およそ40種類もの豊富な薬味を自由に組み合わせて、オリジナルのつけダレを作り上げることが可能です。初めての方でも、店員におすすめの配合を教えてもらい、絶妙な味わいのタレを試すことができます。
鍋の具材は、薬膳鍋との相性が抜群なラム肉が特におすすめされており、臭みが少なくラム本来の旨みが凝縮された味わいが好評です。その他、新鮮な野菜、きのこ、海老団子、豆腐、そして〆の麺やご飯がセットに含まれている場合もあり、バランスの取れた食事が楽しめます。一品料理では、香ばしい焼小籠包や、焼き餃子、水餃子も提供されています。予算としては、コース料理が用意されており、「贅沢コース」や「満腹コース」といった選択肢があり、平均予算はおおよそ5000円程度で、黒毛和牛やカニ爪、海老なども楽しめる充実した内容となっています。骨付きラム肉は量り売りで提供されており、4時間かけてじっくり煮込まれたホロホロの食感が堪能できると評判です。
座席は個室も完備されており、ゆったりと食事をしたい時や、プライベートな空間を求める場合に利用できます。また、小さなお子様連れの家族にも配慮がされており、キッズスペースやおむつ交換台が用意されている点も、利用者から喜ばれています。食事中にはご飯のおかわりが無料でできるサービスや、眼鏡をかけた来店客には入店時にティッシュが提供されるといった細やかな心遣いも感じられます。鍋料理以外のメニューはテイクアウトも可能で、特に骨付きラム肉は持ち帰りでも人気の一品です。