福岡市博多区博多駅前4丁目、住吉公園の目の前に位置する「銀しゃり炉端 てる房 博多」は、博多駅から徒歩約8分というアクセス良好な立地にあり、大きな赤い提灯が目印です。天然の魚介と日本酒、そしてこだわり抜いた「銀シャリ」を堪能できる炉端焼きの居酒屋として知られています。
この店の最大の特徴は、その名の通り「銀シャリ」への徹底したこだわりです。熊本県の契約農家から玄米のまま仕入れ、毎日使う分だけを自家精米しているため、お米本来の甘みと豊かな香りが際立ち、モチモチとした食感を楽しむことができます。一日になんと10回以上炊くこともあるという「銀シャリ」は、炊き上がるとスタッフが鈴を鳴らして知らせるという、粋な演出も魅力の一つです。まずは何もつけずに米の味を堪能し、その後は明太子や肉味噌、卵かけセットなど、豊富に用意されたお供と共に様々な味わいを楽しめます。お茶漬けや土鍋ごはん、焼きおにぎりなど、〆のメニューとしても人気です。
料理は、長浜市場や漁師から直送される抜群の鮮度を誇る天然魚が自慢で、7~8種が盛り合わせになった刺身は、一人前1,200円(税込1,320円)からというリーズナブルな価格で提供されています。特に「活ヤリイカの姿造り」は一日限定8本という希少な逸品であり、予約時の注文が推奨されています。炉端焼きでは、旬の新鮮な魚介や地元の野菜が提供され、鹿児島県桜島から取り寄せた溶岩プレートでじっくりと焼き上げる黒毛和牛や島原産の芳寿豚なども楽しめます。名物の「ジューシー手羽先の唐揚げ」は、秘伝の13種のスパイスで味付けされており、こちらも人気の高い一品です。その他、もつ鍋、無菌豚とレタスのしゃぶしゃぶ、冬季限定のふぐコースなど、九州ならではの豊富なメニューが揃っています。博多名物の「ごま鯖」や「馬刺し」も取り扱っており、地酒との相性も抜群です。
ドリンクメニューも充実しており、ビール、ハイボール、ワイン、果実酒、チューハイ、焼酎といった定番に加え、約15種類の日本酒が日替わりで提供されています。魚介との相性を考慮し、辛口や超辛口を中心に店主自らが厳選した全国各地の銘酒が揃っており、気軽に楽しめる500円の「コップ酒(120cc)」も人気です。
店内は総席数51席を有し、仲間との飲み会はもちろん、デートや観光など様々なシーンに対応できる空間です。カウンター席では調理風景を眺めながら食事を楽しむことができ、掘りごたつ式の半個室空間のお座敷や、3名から4名様用のテーブル個室も用意されており、プライベートな時間を過ごしたい場合にも適しています。掘りごたつ個室は最大20名まで利用可能なため、大人数での宴会にも対応しています。
コース料理は5,000円から用意されており、「お手軽コース」「てる房コース」「活イカコース」など、予算や利用シーンに合わせて選べる3種類が中心です。どのコースも2時間の飲み放題が付いており、ボリューム満点でコストパフォーマンスに優れていると評判です。例えば、「てる房コース」は、天然魚の刺身盛り合わせや地鶏、ズワイガニ、もつ鍋といった人気メニューが集結した全10品で6,000円と、店の魅力が凝縮されています。また、深夜まで営業しており、金・土・祝前日は翌3時まで、月~木・日は翌1時まで(日・祝日は翌0時まで)営業しているため、時間を気にせずゆっくりと食事や酒を楽しむことができます。