福岡市博多区中洲に位置する「牛タンと蕎麦のさえ木」は、中洲川端駅から徒歩わずか1分から2分とアクセスに優れた場所にあります。黄昏ビルの2階に店を構え、牛タン料理と手打ち蕎麦を二本柱とした、他にはないスタイルの蕎麦居酒屋として知られています。古民家風の店内は和の趣が漂い、落ち着いた空間が広がっています。木の温もりを感じるカウンター席では、目の前で職人が腕を振るう様子を眺めることができ、ライブ感あふれる食事体験を楽しめます。席と席の間隔が広く取られているため、ゆったりと過ごすことができ、一人でも気軽に立ち寄れる雰囲気です。また、簾と間仕切りで仕切られた半個室風の座敷席も用意されており、2名から6名程度の利用に適しています。テーブルを繋げれば10名以上での利用も可能で、最大40名まで収容できる広々とした座敷席は、宴会や大人数での利用にも対応しています。全席で50席が設けられています。
「牛タンと蕎麦のさえ木」の最大の魅力は、その店名が示す通り、こだわりの牛タン料理と手打ち蕎麦です。名物である「特選 黒毛和牛 厚切り牛たん焼き」は、厚切りにされた黒毛和牛の牛タンを炭火で焼き上げており、その肉厚さとシンプルな塩味が絶品と評判です。他にも、牛タンを贅沢に味わえる「牛たんしゃぶしゃぶ」も提供されており、締めに手打ち蕎麦を楽しむコースも用意されています。蕎麦は北海道産の蕎麦粉を使用した十割蕎麦で、蕎麦本来の豊かな風味と香りを存分に味わえるのが特徴です。ざる蕎麦だけでなく温かい蕎麦もあり、牛タンで食事を締めくくるスタイルは、この店のユニークなコンセプトを象徴しています。
メニューには、牛タンや蕎麦以外にも、九州の旬の食材を活かした料理が並びます。新鮮な魚介を使った刺身や、季節の野菜を使った天ぷらなど、酒の肴にぴったりの逸品が豊富に揃っています。特に「錦雲豚のカツ丼」はおすすめの一品として紹介されています。ドリンクメニューも充実しており、九州を中心に厳選された地酒や地焼酎、そして月替わりで20種類以上の日本酒が楽しめます。
営業時間は月曜日から木曜日、日曜日は18:00から翌1:00まで、金曜日と土曜日は18:00から翌3:00まで営業しており、中洲の夜を遅くまで楽しむことができます。定休日は日曜日ですが、祝日の場合は変更となる場合があるため、事前の確認が推奨されます。平均予算は通常利用で5,000円程度とされています。宴会利用では飲み放題付きのコースも用意されており、様々なシーンで利用しやすい設定です。
「牛タンと蕎麦のさえ木」は、一軒目の食事から、飲んだ後の締めに蕎麦を楽しむ二軒目利用まで、幅広いニーズに応えることができる利便性の高い店舗です。地元福岡の食材を活かし、質の高い牛タンと手打ち蕎麦を提供するこの店は、中洲の夜を彩る選択肢の一つとして、多くの人々に支持されています。