福岡市博多区博多駅前にある「コチソバ 博多店」は、2021年4月4日にオープンした十割そばをカジュアルかつリーズナブルに楽しめる蕎麦居酒屋です。博多駅の博多口から徒歩5分から8分、櫛田神社前駅からは徒歩5分、祇園駅からは徒歩7分から9分ほどの場所に位置し、アクセスしやすい立地です。キャナルシティ博多からもほど近く、シティホテルが多いエリアにあります。
店内は木材の温かみが感じられる落ち着いた雰囲気で、1階と2階で異なる空間が広がっています。総席数は50席から55席ほどで、1階にはカウンター席と、0次会やサクッと飲みたい時に利用できる立ち飲みスペースが設けられています。2階はテーブル席と座卓が中心で、ゆったりとした配置が特徴です。一人での利用から、友人や家族との食事、宴会まで、様々なシーンに対応できる座席構成となっています。個室は用意されていませんが、貸切での利用も可能です。全席禁煙で、入口付近に喫煙スペースが設けられている場合があります。
「コチソバ 博多店」の大きな特徴は、小麦粉などのつなぎを一切使わない「十割蕎麦」を提供している点です。秋田や青森・十和田産のそば粉を使用し、サラッとしたのど越しと噛むたびに広がる香りや甘みが楽しめます。地場産の甘口醤油で仕上げた特性のそばつゆは、十割蕎麦との相性が抜群と評判です。定番の「もりそば」は730円(税込)、博多店名物の「割子そば」は1,200円(税込)で提供されています。他にも「ぶっかけネバとろスペシャル」や「ぶっかけ山かけ月見」など、多彩な冷たい蕎麦メニューがあります。蕎麦の大盛りはプラス250円(税込)で可能です。
蕎麦だけでなく、一品料理も豊富に揃っており、「蕎麦屋酒」という昼飲み文化を提案しているのがコンセプトの一つです。300円からのおつまみや、魚料理、肉料理、野菜料理など、こだわり抜いた食材を使った店内仕込みの料理が楽しめます。特に人気なのは、鴨鍋やネギしゃぶ鍋などの鍋料理で、コースの最後に〆そばが付いているため、鍋とお蕎麦の両方を堪能できます。その他、「本日のおすすめ3点盛り」(790円)では、約10品から3品を選べ、「ミニそぼろ丼」も好評です。
ドリンクメニューも充実しており、ビール、日本酒、焼酎、ワイン、ウイスキー、カクテルなど多彩な種類が用意されています。特筆すべきは、博多に残る唯一の造り酒屋「博多百年蔵」と提携し、通常は直売所以外では飲めない日本酒や、お店オリジナルの日本酒カクテル「シトラス侍」(700円)を楽しめる点です。日本酒を注文すると、有田焼・真右エ門窯の色とりどりの猪口から好みのものを選べる特別なサービスも提供されています。
営業時間は月曜日から土曜日までが11:00から22:00(料理L.O. 21:00、ドリンクL.O. 21:30)で、日曜日と祝日が定休日です。ただし、火曜日が定休日で、祝日の場合は営業しているとする情報もあります。ランチは1,000円から2,000円、ディナーは2,000円から2,999円程度の予算感です。昼から通しで営業しており、遅めのランチや昼飲み、0次会、早めのディナーなど、様々な時間帯で利用が可能です。クレジットカードやPayPayでの決済にも対応しています。また、サプライズ対応やお祝いの相談も可能で、テイクアウトも受け付けています。月に一度、子ども食堂の取り組みも行われており、Instagramで情報が発信されています。