福岡県八女郡広川町藤田574-1に佇む「CAFE&CAKES Locavore 八女」は、広川いちご園に併設された魅力的なスイーツカフェです。九州自動車道広川インターチェンジからは車で約3分という利便性の高い場所にあり、福岡市内からも高速道路を利用すれば1時間足らずでアクセスできます。最寄りの西牟田駅からは徒歩でおよそ26分の距離に位置しますが、広々とした駐車場が完備されているため、車での来店が便利です。
店名に冠された「Locavore(ロカヴォール)」は「地産地消」を意味し、そのコンセプトの通り、隣接するいちご園で朝摘みされたばかりの新鮮ないちごをはじめ、フルーツの宝庫である広川や周辺の筑後エリアで採れる旬のフルーツをふんだんに使用したスイーツを提供しています。添加物を極力控えた、体に優しいスイーツ作りを追求しており、季節の移ろいとともに変化する旬の味覚を心ゆくまで堪能できるのが大きな特徴です。2022年4月のオープン後、店舗は改装を経て、イートインスペースはより広々とし、随所に飾られたドライフラワーが、おしゃれで落ち着いたリラックス空間を演出しています。
特に人気の高いメニューは、冬から春先にかけて期間限定で提供される「いちごのブリュレパフェ」です。このパフェは、グラスの側面に美しくカットされたいちごが隙間なく敷き詰められ、さらにプレートにもたくさんのいちごが添えられるなど、一つに合計で12個から13個ものいちごが贅沢に使われています。パフェの上層には、朝摘みの新鮮ないちご、ふわふわの台湾カステラ、サクサクのメレンゲクッキー、そしてバニラアイスが盛り付けられ、注文すると目の前でバーナーを使って表面をキャラメリゼする特別な演出が楽しめます。香ばしくブリュレされたアイスと、いちごの甘酸っぱさ、異なる食感の組み合わせが絶妙なハーモニーを生み出します。このパフェは数量限定のため、特に週末は早めの時間帯に訪れるか、事前の予約が推奨されています。また、「いちごの贅沢パンケーキ」も人気の一品で、たっぷりのいちごが乗ったふわふわのパンケーキは、甘さ控えめでいちご本来の風味を存分に引き立て、食べ応えも十分です。この他にも、バスクチーズケーキとドリンクを可愛らしいくまのボトルで提供するケーキセットや、地元八女茶を使用したパフェ、ティラミス、ガトーショコラなども楽しめます。季節によっては、丸ごと桃を使ったスムージーなど、旬のフルーツを活かした限定メニューも登場し、訪れるたびに新たな発見があります。ドリンクはコーヒー、紅茶、烏龍茶、オレンジジュース、アップルジュースから選ぶことができます。
店内はカウンター席と二人掛けのテーブル席を中心に構成されており、合わせて20席程度の広さがあります。一人でも気軽に利用しやすいカウンター席が設けられているのも魅力の一つです。また、天気の良い日には、開放感あふれるテラス席での飲食も可能です。テラス席はペット同伴が可能で、喫煙も許可されているため、様々なニーズを持つ来店客に対応しています。
店舗の特別なサービスとして、「いちごのブリュレパフェ」を目の前でキャラメリゼするパフォーマンスは、視覚的にも楽しめる体験として多くの来店客に好評を得ています。さらに、広川いちご園に併設されているという立地を活かし、いちごの摘み取り体験とパフェ、選べるドリンクがセットになったお得なプランも提供されており、いちごを心ゆくまで満喫したい方には最適な選択肢となっています。テイクアウトメニューも豊富で、特にSNSで話題を呼んでいる「いちごのスイーツ缶」は、スライスしたいちごの断面が美しく見えるよう工夫して瓶に詰められたボトリングスイーツで、型崩れしにくく、手土産としても人気を集めています。
営業時間は通常12時から16時までですが、提供するスイーツの材料がなくなり次第、閉店時間が早まる場合があります。定休日は火曜日、水曜日、木曜日が多いものの、季節や時期によっては変動や臨時休業となることもあるため、来店前に最新情報を確認することが推奨されます。平均予算はおよそ1300円とされており、新鮮で旬のフルーツを贅沢に使用した質の高いスイーツを、誰もが気軽に楽しめるカフェとして、地元の方はもちろん、遠方からも多くの人々が足を運ぶ人気のスポットです。