西鉄福岡(天神)駅から徒歩約4分とアクセスしやすい立地にあった「赤から鍋とセセリ焼き 赤から博多大名店」は、福岡市中央区大名の大福本店ビル2階に店舗を構えていました。名古屋名物として知られる「赤から鍋」と「鶏セセリ焼き」を二大名物とし、その独自の辛旨グルメで多くの人々に親しまれていました。
この店舗の核となるコンセプトは、愛知県名古屋市に端を発する「赤から」ブランドの特徴である、秘伝の名古屋味噌と赤唐辛子を絶妙なバランスでブレンドした「赤から鍋」の提供にありました。この特製のスープは、ただ辛いだけでなく、奥深い旨みがやみつきになる味わいとして知られており、辛さの度合いを0番から10番までの11段階から選べることが大きな魅力でした。これにより、辛いものが苦手な方も安心して楽しめる一方、激辛を求める方にも満足度の高い体験を提供していました。
「赤から鍋」は1人前1,190円(税込)で提供され、国産牛ホルモン、豚バラ、名古屋コーチン入りつくね、油揚げ、豆富、白菜、白ネギ、もやし、にらといった豊富な具材が含まれていました。この鍋は2人前からの注文が可能でした。鍋をより一層楽しむための追加トッピングも充実しており、国産牛ホルモン、豚バラ、名古屋コーチン入りつくねを含む「肉盛り合わせ」は690円(税込)、白菜、豆富、白ネギ、ニラ、油揚げ、もやしからなる「野菜盛り合わせ」は660円(税込)で提供されていました。また、マロニー、トッポギ、海老水餃子といった人気の具材を盛り合わせた「人気トッピング盛り」は560円(税込)で追加できました。
鍋の締めには、スープの旨味を余すことなく堪能できるよう、様々な選択肢が用意されていました。特に人気を集めていたのは、ライス、パセリ、ミックスチーズを使用した「チーズリゾット」で、これは390円(税込)でした。その他にも、ご飯と生卵、ネギで仕上げる「雑炊」、麺を入れる「ラーメン」、そして名古屋名物の「赤からきしめん」もそれぞれ390円(税込)で楽しむことができました。
「赤から」のもう一つの名物である「赤から焼き」のメニューも充実していました。秘伝のもみダレで熟成させた鶏セセリは、プリプリとした食感と辛旨い味わいが特徴で、「鶏セセリ(赤)」は290円(税込)で提供されていました。その他、噛むほどに旨みが溢れる「赤からハラミ(赤)」(390円・税込)、骨なしで食べやすい「手羽元(骨なし)」(290円・税込)といった焼き物も人気でした。一品料理の中では、「白きゅう」が利用客から好評を得ていました。
店舗の雰囲気は、明るく活気があり、多くの人々が気軽に立ち寄れる居心地の良い空間が演出されていました。客層は女性を中心に、若年層から50代、そして家族連れまでと幅広く、様々なシチュエーションでの利用に対応していたと考えられます。座席は個室も設けられており、プライベートな空間で食事を楽しむことが可能でした。小さなちゃぶ台が置かれた個室もあったという情報もあり、友人や家族との集まりにも適した環境が提供されていたようです。
このように、「赤から鍋とセセリ焼き 赤から博多大名店」は、名古屋発の個性豊かな辛旨グルメを福岡の地で提供し、その特色ある味わいと活気に満ちた空間で、多くの人々に愛されていた飲食店でした。