福岡県大牟田市本町に位置する「串カツ酒場あげかん」は、西鉄大牟田線「新栄町駅」から徒歩約6分、または「大牟田駅」から徒歩約10分と、主要駅からのアクセスも良好な立地です。賑やかな通りに面しながらも、一歩足を踏み入れるとどこか懐かしさを感じる温かみのある空間が広がっています。木目調のインテリアと柔らかな照明が心地よいアットホームな雰囲気で、友人との気軽な飲み会から家族での食事、さらには大人数での宴会まで、幅広いシーンで利用されています。以前「あげかん」として親しまれていましたが、現在は「串カツ酒場あげかん」としてリニューアルし、さらに魅力的なお店へと生まれ変わりました。
この店の大きな特徴は、何本食べても胃もたれしにくいという、軽やかな口当たりの串カツです。姉妹店「揚屋」の職人が長年培った熟練の技で一本一本丁寧に揚げており、衣はサクサク、中はふっくらとした絶妙な食感が楽しめます。秘伝の自家製ソースとの相性も抜群で、多くの客がそのおいしさに魅了されています。
メニューの中心はもちろん串カツで、定番の肉串から新鮮な野菜串、海の幸を堪能できる海鮮串、さらには意外な味わいのスイーツ串まで、多彩な種類が揃っています。串カツは1本90円からとリーズナブルな価格設定で、様々な種類を気軽に試すことができます。中でも人気は、店名を冠した「串カツ牛」(220円)や、ジューシーな「串カツ豚」(160円)などです。初めての来店であれば、人気の串揚げを盛り合わせた「おまかせ盛り合わせ」(6本 850円)を選ぶのも良いでしょう。
串カツ以外にも、大阪名物の「なにわの逸品」が充実しています。牛のホルモンをカリカリに揚げた油かすの旨味が溶け込んだ「かすうどん」(590円)や、牛スジをトロトロに煮込んだ甘辛い味噌味が特徴の「どて焼き」(555円)は、本場の味わいを大牟田で堪能できると好評です。ふわとろ食感の「明石焼き」(590円)や、シャキシャキのねぎがたっぷり乗った「ねぎたこ焼き」(580円)も提供されており、大阪のソウルフードを存分に楽しめます。他にも「一口ギョウザ」(380円)や「長崎風焼きちゃんぽん」(690円)、さらには「ホルモン鉄板焼き」(680円)など、酒肴にぴったりの一品料理も豊富です。食後のデザートには、「雪見だいふく串」(180円)や「バナナ串」(110円)といったユニークな串揚げスイーツや、削りいちごみるく(380円)、各種アイスクリーム(各350円)も用意されています。
ドリンクは、アサヒスーパードライの中ジョッキ(600円)をはじめ、ブラックニッカハイボール(380円)、レモンサワー(480円)など、串カツと相性の良い幅広いラインナップが揃っています。飲み放題プランも用意されており、2名から利用可能な120分飲み放題は1980円(税込)で、各種宴会にも最適です。ただし、一部ドリンクには提供条件があるため、詳細は店舗での確認が推奨されます。
店内は、全30席の広々とした空間で、利用シーンに応じて選べる多様な座席が魅力です。少人数での利用に便利なテーブル席(2名~4名用が6卓、2名用が1卓)や、お一人様でも気軽に利用できるカウンター席(4席)が設けられています。特に、周囲を気にせず食事を楽しめる個室が完備されている点は、プライベートな集まりや接待などにも重宝されます。また、開放的なテラス席(4名用が1卓)もあり、季節の良い時期には外の空気を感じながら食事を楽しむこともできます。15名以上からの貸し切りも相談可能で、大人数でのパーティーやイベントにも対応しています。
「串カツ酒場あげかん」のもう一つのユニークなサービスとして、店内に設けられた「缶詰コーナー」が挙げられます。日本各地から集められた約50種類もの缶詰が並び、定番のものから珍しいものまで、幅広い品揃えの中からお好みの缶詰を選び、串カツと共に楽しむことができます。さらに、これらの缶詰を使ってオリジナルのパスタやピザを注文できるという、遊び心あふれるサービスも提供されており、来店客に新しい食の体験を提供しています。店内は全席禁煙となっており、喫煙者向けには店外に喫煙スペースが設けられています。
通常営業時間は月曜日から日曜日、祝日、祝前日の17:30から23:30(料理・ドリンクL.O. 23:00)で、仕事帰りの一杯から休日のディナーまで、様々な時間帯に利用可能です。定休日は第一月曜日とされており、もし第一月曜日が祝日の場合は、月曜日が定休日となり、その週の日曜日は営業するという、柔軟な対応がなされています。平均予算は1500円から2000円程度とされており、手頃な価格で本格的な串カツと大阪の味覚を満喫できるでしょう。