北九州モノレール平和通駅から徒歩約4分、JR小倉駅からは徒歩約10分ほどの距離に位置する「串焼炉端 三代目 巌流」は、小倉の繁華街にある創業40年以上の老舗炉端焼き店です。南国ビルの1階にあり、白い暖簾が目印となっています。アットホームな雰囲気の中で、九州の新鮮な魚介と伝統の串焼を炉端スタイルで楽しめることが特徴です。店内は活気に満ちており、元気なスタッフによるおもてなしが印象的です。
店内に入ると、コの字型のカウンター席が広がり、目の前には炭を縦に積んで入れる「原始焼き」の焼き場が設けられています。これは「三代目 巌流」の看板メニューであり、遠火でじっくりと焼き上げることで、食材本来の旨味を最大限に引き出しています。焼き場だけでなく、鉄板焼き台や串焼き台、さらに新鮮な車海老などが泳ぐ生簀、そして串焼きや野菜が並べられたガラスケースもあり、劇場のような活気ある空間が広がっています。
メニューは、その日に仕入れた厳選食材を使用しており、新鮮な魚介を中心とした原始焼きや串焼き、刺身、一品料理など多岐にわたります。原始焼きでは、クロムツ原始焼きや金目鯛原始焼き、汐サバ原始焼きなどが人気で、皮はパリッと香ばしく、身はふっくらジューシーな仕上がりです。また、あぐー豚ソーセージや厚切り牛タンといった肉料理も提供されています。串焼きは一本一本丁寧に焼き上げられ、特に丸ハツやしいたけ、エビ豚などが好評です。
お刺身は「3種盛り」が880円(税込)、「小次郎盛(1~2人前)」が1,380円(税込)、「武蔵盛り(2~3人前)」が1,780円(税込)で提供されており、新鮮な九州の魚介を堪能できます。その他にも、サメ軟骨梅肉和え(500円税込)、枝豆(330円税込)、ポテサラ(380円税込)やつるが冷奴(280円税込)といった肴菜も充実しています。食事の締めには、おにぎり(1個180円税込、梅・明太)、あら汁(550円税込)、お茶漬け(梅・明太450円税込)、漁師めし(780円税込)などがあります。
特別なサービスとして、席に着くと提供されるお通しの生野菜があります。新鮮なキャベツ、大根、人参、パプリカなどが枡に盛られており、鶏・豚の肉味噌やバーニャカウダ、チーズ系、博多明太チーズ、ツナワサチーズ、ドレッシングソルトなど、数種類のディップで楽しむことができます。この生野菜はおかわり自由であり、ディップの追加は100円で可能です。また、注文時にはカウンターに置かれた小さな太鼓を叩いてスタッフを呼ぶユニークなシステムも導入されています。
座席は全22席で、カウンター席が18席、4名掛けのテーブル席が1卓用意されています。お一人様でも気軽に立ち寄れるカウンター席や、団体での利用に適した座敷席(ただし、ふるなびトラベルの情報ではテーブル席のみ記載があるため要確認)も用意されており、さまざまなシーンでの利用が可能です。店内は明るく活気があり、普段使いから仕事帰りの一杯まで、幅広い用途で利用されています。
営業時間は18:00から翌0:00までで、金曜日と土曜日は翌3:00まで営業しています。定休日は日曜日です。サービス料として550円が別途かかります。混雑時は席の利用が2時間制となる場合があります。お子様の同伴は不可とされています。